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母方の祖母が長州出身で、プライドが高く、
「うちゃぁ(私は)長州で(ですよ)」とよく言っていたそうです。 同じ血が私にも流れているのか、長州と聞くと非常に身近に感じます。 それにしても昨今の龍馬ブームはいったい何なんでしょうか。 長州がいたから維新が成ったと信じる私は耐えるのみです。 そんな私の愛読書がこの作品。 初めて読んだのはもう10年以上前でしょうか。 溢れる涙を拭いながら読んだ記憶があります。 そして、龍馬ブームへの密かな対抗心で、再読してみました。 久しぶりですが、懐かしい人に会った感覚です。 吉田寅次郎も高杉晋作も、藩主自らそして藩をあげて もう大事に大事に甘やかされていましたが、 この「世に棲む日日」の中で、二人は司馬遼太郎という人からも 愛されて甘やかされていて、それが二人を大好きな私には心地良い。 純粋培養の吉田寅次郎。 獄舎でも白州でも、どんな時でもシンプルで前向き。 底抜けに楽天家な、なんとも愛すべき人物でありながら「狂」の人。 そして彼の愛した高杉晋作。 私は、誰がなんと言っても高杉贔屓です。 彼の人生はどこをどう切り取っても“芝居”で、 どの場面も絵になります。 有名な功山寺での台詞なんて何度聞いてもしびれます。 自分で自分を演出できるというのは才能でしょうね。憧れます。 この4冊、読書のろまの私にしては猛スピードで読了。 何故か寅次郎の死ぬ場面では電車の中、 晋作の死ぬ場面では病院の待合室の中。 どちらも涙が溢れて困り、何度も本を閉じては開くという 奇妙な行動をとってしまったのでした。 NHKの「龍馬伝」にいよいよ晋作が登場するらしいです! 待ちに待った第三部が始まります。 気になる役者は、、、これまた私の贔屓の伊勢谷くんだそうです。 ウヒヒ!
by orochon3
| 2010-07-12 06:15
| 本
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Comments(2)
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