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原節子さん、あんまり興味がなかったのですが、
オビの文句にひかれて手に取ってしまいました。 「すきなもの、まず読書、次が泣くこと、次がビール、 それから怠けること」 原節子さん自身の言葉だそうです。 お上品でしとやかで日本人離れをした顔だちで、 とにもかくにも小津安二郎のイメージが強くて、 そういう諸々が先攻し過ぎてずっと距離をおいていました。 もちろん映画は何本か観ております。 というよりも、この本を読んでいたら割と観ているではないですか。 ほとんどが戦前の作品ではありますが。 筆者によると戦前の作品では良いものがないそうです。 筆者は小津ファンだからでしょうか、小津の作品において、 初めて原節子は原節子として花開いたという見方をしているようです。 そうかしらん、、、。 というか、筆者は小津に入れ込むのと同じように原節子さんにも 感情を移入しすぎているので、この本を読んでいると、 どこかの知らないおじさんが「原節子っていいでしょ、素敵でしょ」 とにじり寄ってくるみたいで、不快な部分もナキニシモアラズ。 昭和初期の雰囲気を楽しむこともあまりなく、映画史的にも特には 目新しいこともなく、気がつけば読了という感じでした。 恐らく、小津作品を好む人ならばこの本の良さがわかったかもしれません。 私は何故か苦手で、筆者がサイコー!と賛美している戦後の作品は、 一度も最後迄観ることができず今日に至ります。 サイレント時代の「学生ロマンス 若き日」なんかは好きですけれど。 彼女が出演している作品で私の一番お気に入りは、「東京の女性」。 お洒落な節子さんが輝いていました!
by orochon3
| 2010-09-11 16:55
| 本
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