たのし都・鑑賞篇

花の東京ではありません、京のみやこへ母と連れもって参りました。
第一の目的は、国立博物館にて開催中の「筆墨精神」です。
私は満足な字も書けないくせに、いえ書けないからこそ、
美しい字を見るのが大好きです。
以前の職場のエレベータホールに王羲之の拓本がかけてあり、
お客様を待ちながらその美しい文字を見て指で練習したり。
同じ職場だった母も同じ事をしていたと知り笑ってしまいましたが。

筆墨精神とは、
「時代を超えて受け継がれる芸術家の精神。それは物の外面的な美よりも、
 むしろ心に響く内面的な美の表出を追究する」
難しそうです。でも王羲之の文字は確かに心に響く美しさ。
バランス良く美しく、名筆は目にも心にも心地良いものでした。
王羲之のほかにもまるで白子のようなふっくらと美しい名筆もあり、
意味がわからないばかりか初めて見る漢字に対してさえも感動。
素晴らしい、羨ましいと、ため息をついていてふと思ったのです。
昔の中国の人がみんなこんなに名筆であったわけがないと。
ここに展示されているのは特別にお上手な方々なのだと。
当たり前のことなのですが、字を書く事はもの凄く身近すぎて、
なんだかわけがわからなくなってしまっておりました。
気がつくとお昼前。お腹がへってきたせいでしょう。
そそくさとお京阪で三条へと参りました。
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by orochon3 | 2011-02-07 06:44 | その他(ほぼお酒) | Comments(0)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


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