たのし都・ランチ篇

三条からぶらぶら歩いて寺町へ向かう途中のことです。
ふと見ると大好きな大好きなさくら井屋さんが、、、
なんとがらんどうとなっておりました。
天保年間創業のさくら井屋さんがなくなるなんて!
そういえば、昨12月に来た時に愛用の赤い罫線の便せんがなくて、
お店の方にたずねたらもう作れなくなったと仰っていました。
残念無念、小さな頃からのお気に入りが消えてしまいました。
1月15日で閉店されたそうです。

気を取り直してランチのお店、
なんともかわいらしい外観のComme Chez Michelさんへ。
マダムがにこやかに迎えてくださり、店内へ入ると良い匂い!
仏料理の匂いです。久しぶりです。忘れていました。
母とのランチ、実は岡北さんに行くつもりだったのですが、
せっかくなんだからいつもは行かないところへ行きたいと母。
自ら予約の電話をいれる力の入れ様。
私は仏料理を食べるのは本当に久しぶりです。
たぶん最後に食べたのはなんと2年前。
伊料理はごくたまに行くのに仏料理には縁がありませんでした。

すっかり忘れていたこの美味しい匂いにまずやられまして、
赤を効かせた店内の雰囲気にもやられました。
間もなく出て来たアミューズはあたたかい正統派キッシュ。
前菜、あつあつのスープ、主菜と大満足。
母も私もデザートが要らないと申し出ると、
マダムのご配慮でチーズの盛り合わせが供されました。
優雅に2時間かけて頂いた至福のひととき。
へんなことをしていない正しい仏料理に大満足。
熱いものがあつあつで出される幸せ。
良い気分で美味しい食事を頂き、忘れていたことも色々思い出す。

25年ほどまえに母と巴里に遊んだ時。
ヌーベル・キュイジーヌ華やかなりし頃です。
当時三ツ星のレストランを食べ尽くそうと意気込みました。
タイユヴァン、ジャマン、ルカ・キャルトン、、、
連日のご馳走にワイン、まさに天国の心地を味わいました。
それから記憶の果てに飛んでいたこれらのお店たち。
なのにこの日ふと口に出たのは、アラン・サンドランスという御名前。
ルカ・キャルトンのオーナー・シェフ。
今の今迄そんな名前忘れ果てていたのに、
Comme Chez Michelさんの巴里の雰囲気が思い出させたのでした。
ムッシュゥ・アラン・サンドランスはご存命なのでしょうか。

ともあれ、Comme Chez Michelさん、
気持ちよくお食事ができる良いお店でした。
b0019591_17552686.jpg

(母から借りた一枚。
 私の主菜、京ポークにお上品なマデラソース!
 こんな美味しいマデラソース初めてでした。アクセントの大蒜もピッタリ)
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by orochon3 | 2011-02-08 09:29 | その他(ほぼお酒) | Comments(0)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


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