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見事に女性ばかりの映画です!
♪歌劇のくにのぉ〜たからづぅか〜のメロディと共に、 「宝塚映画」の文字が輝きます。 そして冒頭、白井鐵造先生の 「この一篇を乙女並に成長したる乙女に捧ぐ」 というお言葉がバーンと掲げられました。 続いて主題歌メロディと共に出演者のリストが流れますが、 全て女性ばかりです、それも宝塚の生徒さんの例の芸名が並びます。 なんだかワクワク、そして怖々。 主演は当然!宝塚歌劇団の東雲千鶴子サンというお嬢ちゃん。 南方にある農園の一人娘で、お金持ち、成績優秀。 彼女がとある女学校を舞台に、大活躍!と思いきや、 ある日突然、たった一人の肉親であるお父様が亡くなり、 しかも大きな負債が遺されます。それから続く転落人生。 手のひらを返したようにいじめる周囲の人たち。 涙のヒロインは、まるで中原淳一の絵から飛び出してきたみたい。 そして突然起こるどんでん返しは、吉屋信子センセイの如く。 あっという間に千鶴子サンはお金持ちに舞い戻り、 きれいなおベベを着て得意の歌を歌うのでした。 寮の中のサロン。ピアノや卓球台がありまして、各々好きに過ごしていますが、 派閥があるので少々人間関係がややこしい。 まだ新参者の千鶴子サンは一人窓辺で歌います。 ワタクシ的つぼは、寮の食堂での場面。 大きなおひつが各卓上にのせられていて、各自でよそいます。 真ん中の少女が千鶴子サン。 もうひとつサービスショット! 寮の女中に転落した千鶴子サンが勝手口から帰ってきたところ。 お使いに行っても帰りが遅いと叱られます。 本当のサービスショットで、当時のスタァ、葦原邦子がチラリ映ります。 さすがに華があって目立っていました。 昭和14年/宝塚映画製作、東宝映画配給/監督・松井稔/脚本・京都伸夫/原作・白井鐵造
by orochon3
| 2011-10-22 09:10
| 戦前東宝
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