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野暮用で出かける母のお供をして一緒に西天満まで出かけました。
用件は小一時間ほどで終わったので、西天満を少々散策しまして、 見つけたのが「長池昆布」さん。 母曰く、ものすごく有名で、かつてここの昆布茶を頂いたところ、 ものすごーく美味しかった、のだそうです。 私はお初でした。 大阪には有名な昆布屋さんがたくさんあって、 百貨店の地下にも出店がたくさんありますが、 どこも似たり寄ったり、そんなに違いがあるのかなー? なぁんてノンキに構えていました。 長池昆布は慶応元年創業(1864年!)。 大量販売をせず、道南産天然真昆布を使用した、 昔ながらの職人手づくりの昆布なのだとパンフレットにあります。 店内では、愛想の良いおじちゃんが懇切丁寧に説明をしてくれまして、 真昆布、それも天然真昆布が昆布のスタンダードであることを力説され、 真昆布こそが出汁昆布の王道であると頭に叩きこまれました。 馴染みのある四角い塩昆布を、長いままに炊き上げてから四角に切る製法は、 時間も手間もかかるけれども、絶対的に美味しくできああがるそうです。 どれだけの愛情がこめられているのだろうか、というくらいの熱意の昆布。 色々と迷いましたが、細切り汐ふきに山椒と山椒の粉が和えられたものと、 細切り昆布にちりんめんじゃこ、生姜を炊き合わせた萬菜煮というのと、 長池昆布の真骨頂であるとろろ昆布、試食して私はくろとろろを買い求めました。 とろろ、と一口に言っても今迄のとろろ昆布に対する概念が覆されます。 昆布を細かく糸状に削る、それだけのことですが、フアフアっと空気のよう。 くろとろろは昆布の表面の黒い部分を削ったものなので、酸味があって、 昆布自体の美味しさがちゃんとわかって、ビックリしました。 これは、違います。違いのわかるオンナになりました。 萬菜煮も、甘くなくてごはんに混ぜたら絶品でした。 とろろは白身のお刺身にかけて食べてみようと思います。
by orochon3
| 2016-03-09 15:32
| その他(ほぼお酒)
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