「あさきゆめみし」大和和紀

今年の初めのことですが、
知的マダム秋桜さまより源氏物語をすすめて頂きました。
それも和歌がちゃんと入っている瀬戸内寂聴のものが私には
良いのではないかと丁寧に教えて頂きました。
源氏物語、、、
古典の素地のない私にとって高過ぎるハードルです。
とりあえず瀬戸内寂聴のものを読むといってもそれすらも
二の足をふんでしまって、どうしたものかと考えあぐねていたところ
ふと思い出したのが「あさきゆめみし」という少女漫画でした。
それを予備知識として入れておくのはどうかしらん?と思ったのです。
この作品は私が小学校から中学にあがる頃に連載が開始されたと記憶
しています、ミミというちょっとお姉さん的漫画雑誌でした。
連載が始まってからは真面目にちゃんと読んでいたのです、確かに。
六条の御息所が生霊となって呪い殺すというくだりを読んで、
うわぁめちゃくちゃやわぁと思ったところもちゃんと覚えていて、
そして、ジャーン!紫の上が登場しました。
ちいさなお姫様を連れ帰るお兄様(光源氏)という設定に惹かれ、
当時からうんと年上のひとが好きだった私は徐々に源氏物語に
入り込むことができかけたのでした、、、。
けれど何故かそれ以後読み続けることをしなくなりました。
どうして「あさきゆめみし」という源氏物語から心が離れていって
しまったのか?恐らくあのことが深く関与しているのでは?
と思います、それは恐ろしいあの日のことです。
以前に源氏物語のことをブログにも書いていますが(コチラ→
初めて観た宝塚歌劇が田辺聖子の新源氏物語でした。
ちょうど「あさきゆめみし」を読んでいた頃のことです、
美しい大和和紀の絵の光源氏を思い描いていた私の目に飛び込んだのは、
榛名由梨の光源氏、、、これが光の君?!ひっくり返りました。
田辺聖子さんは光源氏にピッタリと大喜びだったようですので、
個人差があるのだと思います、私のイメージではなかったとだけ言って
それ以上は何も言いますまい。
とにかく、なんだかその頃から急激に「あさきゆめみし」を読むのが
厭わしくなってしまったのでした。(今更ながらすごい影響力!)

それから数十年が経ちましたが、その間もずっと源氏物語とは無縁に
(と言っても一度だけ義理で田辺聖子さんの講演を聴いていますが)
暮らしていたのです、それが50代になろうかという今年のはじめ、
再び光源氏と関わることになろうとは思いもよりませんでした。
そして話は初めに戻ります。
少女の頃に読み途絶えてしまった「あさきゆめみし」をようやくにして
読むことができました。
というよりも、頁をめくる手ももどかしくせきたてられるように
そして読み終わるのが惜しいと思いながら読んでしまいました。
こういうことだったのですか、光の君。(漫画ですが)深く反省。
長くなりましたので、続く。
 幼き日出逢いの時をかけ違え別れし君と再びまみえん

[PR]
by orochon3 | 2017-04-14 15:44 | | Comments(0)