VAYA CON DIOS

若い頃はよく旅をしました。
行き先は大好きな香港がダントツに多かったですが、
ハワイもパリも同じようにお気に入りでした。
旅には必ず好きな本と音楽を持って行っていたのですが、
音楽は今のようなものではなくてカセットテープでした。
だいぶ経ってからMDというものになりましたが、
カセットテープの時代がものすごく長かったのでした。
好きな曲、旅先に合いそうな曲を選んでテープにして、
その作業すらも旅の準備として楽しいものだったのです。

VAYA CON DIOSという曲を日本語の詩で平山三紀が歌って
その雰囲気が大好きだった頃、ちょうどパリに行きました。
季節は忘れてしまいましたが、時刻はちょうど夕方で、
だんだん暗くなっていくちょうどその頃だったと思います。
ホテルに向かう途中にウォークマンで聴いていた
カセットテープから、その曲が流れたのでした。
 月に浮かんだ橋の上 最後のワルツ踊ったわ
何もかもがしっくりとフィットした瞬間でした。

昨日ノンキに泳いでいた時のこと、何十年ぶりかで
不意にこの曲が頭の中に流れてきて驚きました。
いまでは耳が痛くて飛行機にすら乗れませんが、
旅の思い出を懐かしむことができるのは幸せなことです。
 懐かしきしらべとともに思い出すメトロの匂い黄昏の巴里

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by orochon3 | 2017-05-25 15:35 | 日記 | Comments(0)