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なんとも言えないうっとおしい映画でした。
後味の悪いこと・・・中途半端なこと・・・。 舞台である酒屋さんというのもあんまり魅力ないし、 優等生美人姉の千葉早智子サンの着物姿と 梅園龍子サンの遊びほうけるモダンな妹の洋装姿くらいしか 愉しめるところはありませんでした。 姉サンのお見合いに二人して出かけるところは良いです。 姉妹そろって着物にショール。 モダン妹のショールはなんと大きなハッパ柄だし、 姉妹そろって手首にフリルのついた白い手袋しています。 アンバランスなようで、似合っているところが素敵! 今度の冬はマネしてみましょう。 妹クンはどうしようもない放蕩娘だけど、小脇にバッグを抱えて 友人たちともしくはボーイフレンドと街をかっ歩する姿には、 他の登場人物たちがウダウダうっとおしい中、爽快でもあり。 彼女はかなり肉感的で、洋装でもなんだか着込んでいるからか、 ふくよかだからなのか、とにかくシルエットがモコモコしています。 そこが彼女らしくもあっていいんだけれど。 優しく賢いんだけどどちらかというと陰の姉サンは、 格子縞の着物に薄いお太鼓を締めていて、それと比べると、 どうしてもワタシは妹の方にひかれてしまうのでした。 まあ個人的な好みの問題なのですが、いい子ちゃんでおもしろみがない、 というのが致命的なのでした。 妹はおじいさんに、姉はお父さんに似たのかしら。 それでも街中の場面はなかなかよろしかったです。 おじいさんが最後に言った台詞が印象的でした。 「これから何もかもうまくいくよ」 なーんの根拠もなくって説得力ゼロ! で、噂の娘ってどっち? 昭和10年・製作・P.C.L.映画製作所/演出・成瀬巳喜男
by orochon3
| 2005-06-30 22:31
| 戦前東宝
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