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今からちょうど10年前、ちょっとだけOLしていた事があります。
その時に知り合ったFサンという京都の人が、ある鉾町のお嬢さんで、 彼女の誘いで初めて祇園祭に出かけました。 それは、今から思うと、宵山だったのですが、夜ではなく、お昼に待ち合わせて、 新町を中心として鉾や山を見て回り、百足屋さんで食事をよばれました。 それから彼女のお父さんが理事をなさっている鉾を見に行って、 上にもあがらせていただいたのが、私の祇園祭初体験でした。 普通の町中に、おっきな山や鉾がデンと誇らしげにたっていて、 いつもは静かな町が、全然違う顔を見せていました。 ああ、これが祇園祭なのかー。大学時代に試験の最中に町中へ遊びに行くと、 祇園囃子が聞こえてきましたが、実感としては全くなかった祇園祭が、 一気に眼前にくりひろげられ、私は圧倒されて、瞬時にトリコになりました。 それから、ほぼ毎年(仕事でどうしても行けない年もありましたが)。 祇園祭の宵々山か宵山には京都へ出かけては、 その年に新調されたという懸装品を中心に見て回ったり、 屏風祭をのぞいたりするのが楽しみでありました。 ただし、肝心の巡行はまだ見た事がなく、いつかは見たいなぁーと思うのみ。 そして三年前、実家のお迎えのAさんから観光協会の観覧席の切符をいただき、 初めて、巡行を見る事ができました。それは、河原町御池の辻廻しが見える席。 青竹をひいて水をうって、音頭取りさんのエーンヤーラーヤーァという声とともに 青竹の上に車がのっかると、音頭取りさんは裾をはしょってはちまきを巻く! 青竹の準備や引き手さん達の様子を見ていた少し離れた所にいるオジサンが、 音頭取りさんに合図を送り、いよいよ音頭取りさんが扇子を振ります。 ・・・思いがけないほどよく廻ると、沿道から拍手喝采! かけ声だけでほとんど廻らなかったりすると、アァァァと溜息。 辻廻しの時にはテンポアップする臨場感たっぷりの祇園囃子。 各鉾や山の個性あふれる辻廻しをたっぷり堪能して、大満足でした。 以来、毎年巡行の観覧券を頂くようになりました。 そして、今年も行って参りました。 お囃子とともにあの大きな長刀鉾が現れると、胸がワクワクしてきます。 今年はムシムシと蒸し暑い曇天の祇園祭日和! 祇園祭のおもしろさは、よく言えば悠長なこと。かなりだらだらしています。 辻廻しの準備をしている間、行列の中の裃のおじさん軍団は、 ひいてきた荷車から椅子を出して座って待っています。その様子を見るのも、 なんだか楽しい。時々ちっちゃな子も混じっていて、彼等がいちびったり、 退屈して眠そうにしている様子を見るのもおもしろいのです。 でも、やっぱり私は音頭取りさん達が一番好きです。カッコいい! でもって、帰りは錦湯さんでひと風呂♪ 汗も流して生き返るとはこのことなり。
by orochon3
| 2005-07-18 17:07
| その他(ほぼお酒)
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Comments(2)
orochonnさんのブログで初めてカラー写真を見た!!と思ってしまいましたが、失礼な話ですね。なんだかそのくらいorochonさんの祇園さんへの思い入れを感じる写真になっているように思います。
観覧席にいたご近所さんに「や、どうも」と挨拶する人、鉾の中から顔を出して近所のおばちゃんに手を振っていたお子ちゃま、やけにゴルフ焼けみたいなおじさんばかりが集まっていた鉾町など、巡行もいろいろありですね。
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Commented
by
orochon
at 2005-07-20 16:45
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ほんとに。意外に行列の中の人たちは、お気軽〜な雰囲気があるんですよね。そこもまたおもしろいんですけど。
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