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まことにカンツォーネはいいですね。
だいたい一年のうちで梅雨の頃しか聴かないのですが、 唯一、冬に聴いた思い出があります。 二年前の冬、とある会合で東京・青山へ参りました。 伊太利亜料理店では老舗のSの個室に入り込み、 超美味の生ハムをはじめ本格的伊料理で高級ワインをご馳走になる!という わざわざ交通費&ホテル代を払ってでも参加せずにはおけない、 素晴らしい会合でした。もちろん、参加しましたとも。 ところで、ワタクシの一番好きな外食のお料理は、仏蘭西料理です。 その次が中華料理です。そして料理というかビアホールです。 (注;粉モン・・・お好み、たこ焼、うどんは別格) 伊料理というのはちょっと苦手・・・どちらかというと身体にあわない事が 非常に多い、のです。お味がキライなわけではなく、美味しく食して しかる後に具合が悪くなる、哀しい胃腸を持っているのです。 しかし、この時は、後でどんな事になろうとも、絶対に行くのだ、 と心に固く決意して青山へ向かったのでした。 お店は素晴らしく、お料理も素晴らしく、ワインも素晴らしく、 その夜はまるで夢のような一夜でした。 デザートがやってきた頃、ギターを抱えた伊人のおじさんが 私たちの部屋へコンバンハとも言わずににこやかに入ってきました。 するとその夜の会合の会長が、「何かリクエストしたら?」と言います。 え、いいのですか、何でもリクエストしても?! 美味しい食事とワインでかなり良い気分になったワタシは、 大好きな『コメプリマ』をリクエストしました。 おじさんは期待通りに伊語でかの曲を歌ってくれました。 何度も言うようですが、かなり酔っていたワタシは、自らの音痴も忘れて、 おじさんの歌にあわせて『コメプリマ』を歌ってしまいました。 伊語の歌はカタカナで覚えられます。そして歌えるのでした。 何度も聴いているうちに勝手に覚えてしまっていたのでした。 次から次ぎに『ノノレタ』『アルディラ』等々をリクエスト。 おじさんは最初の頃は各席をまわって歌っていましたが、 もう今ではワタシの側で歌い続けています。そしてワタシも歌っています。 最後の最後に、原題がわからない為に、リクエストできない曲を 日本語で言うとおじさんはにっこり頷いて歌ってくれました。 『頬にかかる涙』・・・いまだ原題を言えませんが大好きな曲です。 (ほかにも原題知らないけど好きな曲がたくさんあって、 それらもいまだにやっぱり言えません。だって、日本語の題名がインパクトあって。 『花咲く丘に涙して』『砂に消えた涙』『君に涙と微笑みを』なんて素敵!) たっぷり食べて飲んでそして歌って、シアワセなシアワセな夜でした。 そして、たっぷり食べた伊料理にもワタシの胃腸はびくともしませんでした! おじさんと夢見心地で歌いまくったからでしょうか??? そして、我々が歌いまくっていた間、他の方々がどうしていたのか そんなことは記憶にまったく残っていないのでした。スミマセン。 同じくカンツォーネ好きな我が母は、自分の出棺時には 『アリベデルチローマ』を流して欲しいと昔からワタシに言っております。
by orochon3
| 2005-08-19 23:13
| その他(ほぼお酒)
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