2017年 08月 18日 ( 1 )

椿姫の思い出

朝晩過ごしよくなりましたが、
また暑さはぶりかえしたような、、、
一度涼しさに慣れた身にはきついです。もうやめて。

納戸を掃除していて思わぬものが出てきました。
去年すべて処分したと思っていた写真です。
未練たらしく紙袋につめられていて100枚以上はありました。
あの時捨てることができなかったようですが、
なぜこれらの写真をわざわざ実家から持ち帰ってきたの?
と去年の私に聞きたくなるような写真ばかりなのです。
やっぱりあの時、普通の状態ではなかったのかしらん。
あれだけの写真を捨てたのに、なんでこれだけ残したのかな。
今朝、改めてまた処分したのは言うまでもありません。
もういや!

その中の一枚、これはここに残しておこうと思います。
20代の頃に祖父が欧州へ連れて行ってくれました。
この写真は、その時に祖父が是非とも訪れたいと言って一緒に行った、
モンマルトル墓地にある椿姫のお墓です。
正確には椿姫のモデルとなった方のお墓なのでしょうが、、、。
何故か祖父は椿姫ではなく”マルグリット・ゴォチェ”と
正式にフランス語で呼んでいたので、
墓地の係員さんに椿姫のお墓を尋ねる時に、
”マルグリット・ゴォチェ”と言ったらすぐに通じたことが
印象深く思い出に残っています。
陶器でできた紫のクッションみたいなものと赤い椿で
華やかに飾り付けられた椿姫に相応しいお墓でした。
b0019591_15494237.jpg

私も1936年製作の椿姫を観て大感激したのを覚えていますが、
それはこのお墓に行った後だったように思います。
若きロバァト・テイラァの素晴らしくカッコ良かったこと!
グレタ・ガルボの美しく哀しかったこと!
文字通り”紅涙をしぼる”のを眼前にしたのでした。
明治生まれの祖父はあの映画を観たのでしょうか。
あの時色々と聞いたのかもしれませんが、
なぜかすっかり忘れてしまいました。

私が覚えていることといったら、
この時にサンジェルマンの”ET VOUS”で買ったこの真っ赤なジャケツ。
この赤い色に一目惚れしたのです。
そしてその赤に合わせて探しまわったバッグ。
そういえば赤は10代の終わり頃から20代の半ば頃まで
私にとってかなり身近な色だったことを、
この写真を見て久しぶりに思い出したのでした。
 いつかしら赤い椿の飾られたお墓の前に真っ赤なわたし

それにしても、この一枚をとってみても、
なぜこの写真を残そうとしていたのか不明。

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by orochon3 | 2017-08-18 15:23 | | Comments(0)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


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