カテゴリ:映画その他(洋画)( 19 )

バリー・シール/アメリカをはめた男

バリー・シールだなんて珍しい映画を観るな
と思われるかもしれませんが、
わりとこういう実話の映画化は好きなのです。
今迄映画館へ観に行くことはありませんでしたが、
50歳になって、夫婦二人ならいつでも一人1100円で
映画を観ることができるようになったので、
そしてブルメールHAT神戸の映画館が好きなので、
最近はちょくちょく上映スケジュールを
チェックするようになりました。
そしてこの作品は珍しく夫婦二人ともが観たいと
思った映画だったのです。

トム・クルーズ主演のこの作品は、
実在した凄腕のパイロット、バリー・シールが
CIAやホワイトハウスにその腕を見込まれ、
それらの仕事をこなしながら、裏では麻薬の密輸や
武器の横流しなど、わんさか悪いコトをしちゃって
大儲けをしていたというお話。
最後は、まあ仕方ないよね、という結末でした。

1980年代、舞台はアメリカと南米を行き来して、
スピーディーでかつラフに進んで行きます。
当時の社会情勢などわからない部分もありましたが、
途中に実際のニュース映像などが差し込まれるので
自然に当時へ引き戻されて愉しい。
そしてカーターやレーガンが懐かしい。

何しろCIAの偵察機を乗りこなすトム・クルーズが
スクリーンに映し出されると、もう懐かしい、懐かしい。
その昔、もう30年も前のこと、大学時代に、
二人でトップガンを観に行ったことを思い出します。
30年後にまたスクリーンのトム・クルーズが
飛行機に乗ってヒャッホー!と笑っている姿を、
再び二人並んで観ているなんて不思議な感覚でした。
お互い老けたねえ、とトム・クルーズに言いたいです。

それにしても、このバリー・シールは麻薬密輸や
武器横流しなどして大金をつかみ、極悪人のはず!
なのに愉しそうで嬉しそうで観ているこちらも愉快。
悪いコトをしてもそうは見えないのはトム・クルーズの
あの”タレント”のせいでしょう、いつなんどきでも
彼はア・カルイ、トム・クルーズだから。
何をしていても悲壮感のカケラもありません。
よく考えるとヘンなのですが、たのしい娯楽映画でした。
また面白い映画がないかしら。
 みととせを超えてまみえた彼のひとはあの日と同じ変わらぬ笑顔

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by orochon3 | 2017-11-17 14:14 | 映画その他(洋画) | Comments(0)

昭和21年の「美女と野獣」

先日、ジムのプールで泳いだあとジャグジーにつかりながら、
仲良くして頂いているロマンチック・マダムに
「美女と野獣」を観に行った話をしていた時のことです。
マダムは幼少の頃に白黒映画で「美女と野獣」を観た記憶があり、
それはそれは美しい映画だったということを覚えいるとのこと。
調べてみたら、ジャン・コクトォ監督のフランス映画でした。
アマゾンでもDVDが出ていましたよ、と伝えたところ、
早速買ってご覧になり、すぐさま私にも貸してくださいました。
昭和21年の映画です。
先日私が観たものとは比べ物にならないほど美しく優雅なベル。
野獣はかなり軽装で、色んな不明な点がありましたが、
今から70年も前に作られた映画であることを考えると、
素晴らしく斬新で美しい作品でした。
難を言えば映画の終わり方に疑問が残り過ぎるくらいでしょうか。
とは言え、私では絶対に観ることのできなかったであろう作品を
観る機会を与えてくださって、マダムには本当に感謝、感謝です。

マダムの思い出の映画といって「オルフェ」というDVDも
「美女と野獣」と一緒に貸してくださいました。
これはまたもうなんと言うか、難解な作品でした。
鏡の中が死後の世界に通じていて、美しい死神がその鏡を通り
行ったり来たりするのですからややこしい。
こんな作品を幼少の頃に観て覚えていたなんてマダムはスゴイ。
 過ぎし日にこころ奪われときめいた銀幕の恋セピアの思い出

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by orochon3 | 2017-06-08 16:07 | 映画その他(洋画) | Comments(0)

美女と野獣

なんと、この映画についてまったくなんの知識も持たず、
ディズニーが作った実写版であるという事だけで観ました。
後で知った事は、劇団四季でも上演され続けているくらい
有名なミュージカルでもあったという事です。
だから、映画が始まって次々に歌が飛びだし皆が踊りだして
ビックリしたのでした、、、知らぬ事とは恐ろしい。
それではそういう映画が嫌いなのかというと実は大好きです。
学生時代はそれはもうたくさんの映画を観に行きました。
その中には新旧名作のミュージカル映画も含まれていました。
ですから、この美女と野獣がミュージカル、それも、
あのディズニーの作品となれば、それだけでもうワクワク。
最近のディズニーのアニメはあまり好きではありませんが、
あのエンターテイメントの権化のようなディズニーの精神は
大好きなのです。

そもそも最近の映画やテレビドラマで流れる音楽が、
大げさ過ぎてうるさい、盛り上げたい気持ちはわかるけれど、
かえって興が醒めてしまって、どうしようもない!と
常々文句ばかり言っていました。
けれど、この美女と野獣では、どれだけ大げさにしても
どれだけ盛り上げても、足りないくらい、もっともっと!
と求めてしまいました。
ハラハラドキドキする場面も、賑やかしく歌い踊る晩餐の場面も
そして二人のダンスの場面も、大げさに鳴り響く美しい音楽に
まさしく陶酔、、、。

物語は思っていたより単純ではなくて、
野獣の王子さまにも美女のベルにもそれぞれに背景があるので
感激屋の私はいちいちそれに涙していたので忙しかったです。
いちばん胸にジーンときたのは、野獣の王子さまが馬と仲良くなり
馬と一緒に散歩をしているのを遠くからベルが眺めている場面。
そしてベルを狼から救う為に狼と戦い傷を負った野獣の王子さまが
肩をまるめてベッドに横たわっている後ろ姿。
どちらも可哀想で、でも可愛くて、ああベルがいて良かったね、と
親戚のおばちゃんの気持ちになって感情移入していたのでした。

実写版といえどもCGで作り上げられているので、何が本物で
何が作り物なのかわけがわからなくなって、観終わった時には、
すべてが作り物だったのではないかと思っていたのでした。
「王子さまの顔と怪獣の顔はよく似てたね」と私が言うと、
「王子の顔に特殊メイクを施して怪獣にしてたんやで」と夫。
「ええええ!知らなかった、よく似たお面を作ったと思ってたのに」
私は王子さまが怪獣のお面をかぶっていたのだと思っていたのです。
しかも、そこまで喋ってようやく怪獣ではなく野獣の間違いだと
分かったくらい、トンチンカンだったのでした。
でも、この映画を観て本当に良かったです、いいものを観せて
もらいました。ありがとうございました。(←誰に?)
シンデレラの実写版は相当頂けなかったけれど、今回は脱帽です。
さすがエンターテイメントの権化、ディズニー!
それが溢れんばかりに盛り込まれたのが、あのBe Our Guestを
お城の品々に変えられた人たちが歌い踊る場面でした。
最高にファンタスティック、エキサイティング、
そしてゴージャスでドラマティックでした。ああ、堪能しました。
 古き良きディズニーワールド一瞬に少女の頃へわれをいざなう

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by orochon3 | 2017-05-23 15:24 | 映画その他(洋画) | Comments(0)

ソーシャルネットワーク

昨日の午後は夫が録画していた映画を観ましたが、
ソーシャルネットワークなんて私とは無縁、と思っていたので、
どんな映画なのか知らずに観たのでした。
いわゆる”Facebook誕生秘話”といった内容でしたが、
そもそもソーシャルネットワークが何なのかもあやふや。
完全に世の中から遅れているのは自覚しているのですが、
人と繋がりをもったり人の情報を得ることにかなり慎重になる方なので
結局のところ私にはあまり用を成さないというのが結論です。

映画はテンポが早くて意味もわからないことが多くて
少々眠たくなりましたが、全体にわかりやすい展開だったので、
最後まで観ることができた、という映画でした。
名門大学の学生さんとは無縁なのでよくわかりませんが、
大学の中に学生の秘密結社があるらしいのです。
それは普通のことなのでしょうか、興味を持ちました。
そして学長の態度にビックリ!本当なのでしょうか信じられない。
学生に対してあまりにも愛情がなさすぎて、、、。

観ていて”友達”という存在について考えさせられました。
本当に友達だと言える人が一人でもいたらそれでもう充分、
と私は思うのですがそうではないのかなぁ、、、。

観終わって夕方からプールに行きました。
行った時は7コースすべてが埋まっていたのに、
どんどん皆さん帰って行って、最後に残ったのは私たち夫婦二人きり。
外のプールとジャグジーも誰もいなくて、本当に貸切状態でした。
見慣れた風景ではありますが、どこかのリゾートホテルに来ている
という気分になってのんびりホリデー気分を満喫したのでした。
 沿道を染めてつつじが咲きそろいフィナーレ迎える春のパレード

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by orochon3 | 2017-05-06 13:56 | 映画その他(洋画) | Comments(0)

SING

予告CMを見てからずっと封切りを楽しみにしていました。
早く行かないと字幕版が上映終了になってしまう〜と焦っていて、
ようやく本日観に行くことができました。

行き先は初めてのところ、ブルメールHAT神戸にある109シネマズ。
昔のような映画館ではなくて今時の小さな映画館にも最近になって
ようやく慣れてきました(シネコンというのだそうです)。
映画館はなぜどこでもポップコーンを売っているのでしょうか、
私はあれが大嫌いであの匂いにいつも閉口してしまいます。
横道にそれましたが、肝心の映画はホントにとっても!面白かったです。
昨年のズートピアがあまりに面白かったので、同じ動物ものアニメで
勝ち目はあるかな?と少しだけ不安だったのは確かですが、
こちらにはこちらの良さがフンダンにあって最高に楽しめました。
次から次に歌が流れ動物たちが歌い踊り、その表情や小さな仕草に至るまで
人間以上に人間らしく魅せられました。
どうしてあんなに役柄にぴったりな動物を思いつくのか不思議!
人間でも役にぴったりな役者を見つけるのは至難の技だと思うのですが、
それ以上にどの役もその動物にピタリとはまって小憎らしいほどで、
これもズートピアにも勝るとも劣りませんでした。

特に私のツボにはまったのはねずみのマイクでした。
(そういえばズートピアのドンも同様で、やはり小動物は面白いのです。
ちいちゃな動物が集団でワヤワヤする場面が出てくるのは微笑ましい!)
マイクはこすっからいヤツですが憎めなくてそこが実に人間らしい!
動物なのにおかしいですが、出てくる動物出てくる動物、
ああこういう人いるよね、と思ってしまいます。
 動物がおりなすおかしな人間模様 ねずみのマイウェイに泣き笑い
吹き替え版も観てみたいなーと思いました。
こういう映画が日本でも作られないものでしょうか、、、。

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by orochon3 | 2017-03-22 16:55 | 映画その他(洋画) | Comments(0)

ズートピア

テレビを見ていたら流れていたコマーシャルに
目が釘付けになりました。(最近よく釘付けになる私)
「ズートピア」という映画の宣伝です。
動物が擬人化されていて、なんだかスッゴクかわゆい。
そもそも、アニメ映画なんて好きな方ではありませんし、
最近で観たのは「もののけ姫」と「崖の上のポニョ」です。
ちっとも最近の作品ではありません。
「もののけ」は森繁や岸田今日子などが吹き替えをしているということで
自ら行ってみようと思い、「ポニョ」は単にあの歌が好きだっただけで。
どちらも、あんまり面白くなかったというのが正直な感想です。

そんな私が「ズートピア」は絶対観たい!と思ったのは、
なんだかモフモフした小動物が並んで行列している場面を観たから!
こういうのに非常に惹かれるのですね、カワユイ、カワユイ。

調べてみたら「ズートピア」はディズニー映画なのでした。
あー、これはマズイ。ジブリのアニメよりも苦手かもしれない。
最後に観たのは、10代の頃に観た「白雪姫」ぐらい観たことない。
そもそもあの黒いネズミの大げさな動きからして苦手なのです。
ディズニーのアニメ、、、大丈夫かな、、、不安と共に映画館へ行きました。

果たして結果は。
ああ!面白かったです、もう一度観たい、何度も観たい。
ウサギはこよなく愛らしく、キツネは何故か最高に格好良く、
ネズミのマフィアはもう、ドン・コルレオーネそのもの!
b0019591_08554191.jpg
そしてちっちゃくてモフモフのレミング大行列!もちろんトリコになりました。
何もかもが細かく凝ったつくりで、何度も観て、楽しめる映画です。
もう一度観たいのに、これがまた、時代というのか、
字幕の上映がほとんどないのですね、それも、もう夜の上映しかないのです。
私が行った時には12時上映があったのですが。
世は吹き替えブームということでしょうか、、、。
世界的には吹き替えが主で字幕上映は珍しいのだとか言いますが、
聞き取れる力はないくせに、私はやっぱり字幕派です。

肝心要のストーリーですが、
これまた、最初から最後まで楽しい。実に楽しい。
観終わって、ああ、観て良かった、楽しかった、と何度も言っていました。

最後の歌にのせて、スタッフの名前が次々に映し出されている時、
「animation」という文字を見て、あっ!と驚きました。
その瞬間まで、私はこの映画がアニメ映画だということを忘れていたのです。
太陽の陽射しや、電気の灯りや、風や、暑さや寒さなど、
ものすごく自然だったのです。
これがコンピューターの力なのね、恐ろしい。
こういう時代になっていたのかと、改めて取り残されていたことを感じました。

大ヒットした「アナと雪の女王」より絶対に面白いです、
観たことないけど。

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by orochon3 | 2016-05-21 09:53 | 映画その他(洋画) | Comments(0)

グレース・オブ・モナコ

先月にジャージーボーイズを観に行った時に予告編を見て、
これは観に行きたいなーと思っていた映画です。
ジャフの割引券が今月末迄だったのでぽかんと時間の空いた昨日、
夫と観に行ってきました。

グレース・ケリーは、私の中ではイングリッド・バーグマンに次いで嫌いな女優さん。
この二人、なんだかハナにつくのですよねえ、、、確かに美しいけれども。
(ちなみに好きなのは、マリリン・モンローは別格として、
デボラ・カーとかグレタ・ガルボとかとかとか)
で、このグレース・ケリーの映画ですが、単なる伝記的な映画ではなくて、
モナコ公国の存亡がかかっていたり、スパイがいたり、と娯楽感がありまして、
私の知っているグレース・ケリーだけではなく、初めて知る事がいっぱいでした。
ストーリーは面白く、全篇を彩る素晴らしい衣装と宝石の数々、
充分にモナコ公国を堪能できる映画だったのですが、、、、。
とにかく音楽が頂けません。
何もない場面に思わせぶりな音楽が大音響で流れることが多くて、
うん???何かあるの?と何度も期待しては肩すかしをくらいました。
最近の日本のドラマでもいつも思うのですが、音楽が大げさすぎるのです。
そんな大げさな音楽が必要なほど、演技が拙いのですか?
私は大げさな音楽のないドラマ、映画が観たいです。
特に、最近の映画館は音響設備が素晴らし過ぎる程素晴らしいので、
音楽がメインになりそうな勢いではありませんか。
映画って、こういうものだったのかなぁ、、、と考えてしまいました。
普段私がよく観る映画は、ほとんど効果音楽がなくて(音声すらない事もある)
役者主体の、演技で魅せる作品ばかりなのでそう思うのでしょうか。


この映画の主役でもある衣装と宝石についてはコチラ→に詳しいです。
カルティエ、ディオール、ランバン、シャネル、エルメス、、、
確固としたブランド力のある名前が並ぶのは本当に壮観ですねぇー。
ちなみに、肝心要の主演女優であるニコール・キッドマンについては、
よくなさいましたねえ、と労いの言葉をお送り致したく存じます。
グレース・ケリーの優雅さにはほど遠かったのですが、
確かに彼女もとても美しく、よく演じられていたと思います。
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by orochon3 | 2014-11-12 09:42 | 映画その他(洋画) | Comments(0)

ジャージー・ボーイズ

実に久しぶりに映画館に足を運びました。
とある雑誌でこの映画の記事を読んでから、これは観たい!と思っていたのです。
トニー賞にも輝いたミュージカルの映画化だそうですが、
ザ・フォー・シーズンズという名を聞いただけでワクワクします。
そもそも、オールディーズというジャンルが大好きなのです。
(ワタシの本道である1930年代と違うじゃないか、と言われるかもしれませんが、
アール・デコにも見られるように、1950、1960年代、あの頃がリバイバル!
しているのです、そうです、流線型です)
話を音楽に戻すと、中高生時代にオールディーズのベストアルバムを
かたっぱしから買って聞きまくり、こういう音楽好きだなあと思っていました。
ニール・セダカ、コニー・フランシス、ボビー・ビントンなどなど、
そして、ドリフターズやフォーシーズンズなどの男性グループと、
大好きなロネッツやシレルズなどのガールグループ。
そのフォーシーズンズの映画、それもミュージカルの映画化ともなれば、
あの頃の心沸き立つ音楽がたっぷり聞けるということではないですか。
同じ趣味を持つ夫と二人で早速行ってきたのです、ウキウキでした。

映画の公式HPはコチラです → 

フォーシーズンズの曲の中では、バイバイベイビーが一番好きだったのですが、
この映画を観ていて、あぁこんな曲もあった、あんな曲もあった、と懐かしく、
なのにグループについては何もかもが初めて知る事ばかりで驚きの連続でありました。
何しろ、ニュージャージー州出身という事さえ知らなかったのですから。
そのニュージャージー州がどいうところで、彼等がどんな暮らしをしていて、
どのように音楽によって結びついて行ったのか、、、、
名曲シェリーが出来上がり、スターダムにのしあがっていくところでは胸躍ります。
「きみの瞳に恋してる」という曲の裏にあったドラマには胸しめつけられて、
結末には笑いと涙。
フィナーレの総出演でのダンスシーンにはエンターテインメントという言葉を
久しぶりに思い出しました。
こういう心が晴れ晴れする映画、いいですねえ。気持ちよく家路につけます。
そして、やっぱりこういう音楽はいいですねえ。耳に心地良いです。
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by orochon3 | 2014-10-03 17:14 | 映画その他(洋画) | Comments(0)

Dinner Rush

カウンターでの食事をあまり好みません。
オープンキッチンのお店しかりです。
キッチンが見えるのがイヤなのです。
これは長年料飲の現場にいた為に、中が見えると気になって、
単純に食事を愉しむことができないからです。
で、この映画はニュウヨークの伊料理店での一夜のお話。
色んな背景は違えども、現場というのはどこも同じようなもの。
オープン前の雰囲気、オープン直後のまだ少しのどかな感じ、
そして文字通りのラッシュ、、、調理場とお客様をつなぐランナーや
サービス員のかけあいは、本当にどこも同じなのでした。

通した料理がなかなかあがらず、ゲストが怒りだし、
ひら謝りに謝って厨房に文句を言いにいく。
予約のゲストが時間になっても現れない、、、他の予約を泣く泣く断る。
特にお盆やクリスマスからお正月にかけての時期、
こういう場面に幾度遭遇したことでしょうか、、、。
大抵の場合、ゲストが怒るのは空腹だからだと思います。
遅い!とものすごく怒っていても、美味しい食事で満腹になると、
何事もなかったかのように笑顔で店を出ていくのです。
もちろん自分も含めて、です。
美味しい食事というのは、それだけで人を幸せにするのですね。

などと、のんきに懐かしさにひたりながら観ていましたら、、、!
あっ!という出来事が起こりました。
漫画のように、えっ?と本当に声が出てしまいました。
まさかあの人がこんなことするなんて。
それで色々合点がいって、久しぶりに観終わってムフゥとなりました。

シェフのウードを演った役者さん、いかにも、というイイ感じでした。
それにしても料理人が料理を作っている時、本当に幸せそうですね。
文字通りラッシュ時に活気が出て、フル回転している時、
変なテンションでスタッフが走り抜ける時、
みんなが良い顔をしていたら、その店は繁盛するのだと思います。

この映画、もう10年も前の作品なのですね。
舞台の伊料理店は、流行でしかも美味しいのだと思います。
ゲストがみんな、とても良い顔をしています。
ここでオープン時間直後の頃にゆっくり食事をしてみたい!
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by orochon3 | 2010-12-26 09:29 | 映画その他(洋画) | Comments(0)

ニュー・シネマ・パラダイス(3時間版)

もう20年も前の映画だったのですねぇ!
でも、これも実は今回初めて観たのでした。
だいたいにおいて、大学を出てからは映画館に行く事はなく、
芝居漬けの日々を送っていたものですから、洋画も邦画も、
新作はビデオになってから受動的に観るくらいでした。

で、この作品。
長い!長いですね、もう少しコンパクトにしても良いかも。
途中、何度か疲れてしまいました。
と、思ったらこれは劇場公開された2時間版ではなくて、
オリジナルの3時間版だったのですね、そして評判がイマイチの方。
でも、おもしろかったです。もう一度観るかと言われたら観ませんが。
トトとアルフレード、映画とシチリア、という単純な方が、
単純な私はもっと楽しめたなぁというのが素直な感想。

それにしても、今を生きる私たちには娯楽が溢れていますね!
もうこれは溢れ過ぎですね!幸せな事ではありますが。
よく言われるように、ひとつの娯楽に対する歓びは
きっと私たちよりこの頃の人たちの方が大きかった事でしょう。
この映画に出てくる人たちくらいの“待ち遠しさ”を感じた事は、
あまりないような気がします。
映画の内容よりも、そんな事ばかり考えて観てしまいました。
これも長過ぎるせいでは?
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by orochon3 | 2010-02-10 06:29 | 映画その他(洋画) | Comments(2)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


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