カテゴリ:着物( 31 )

大阪のINAXギャラリィへにっぽんの客船 タイムトリップ展を見に行きました。
憧れの'30年代に華々しく活躍した客船の写真やら設計図やらを見て、
意匠にはため息が出ますが、心が躍らない、、、何故かというとですね、
人が全くいない船内の写真はちっともおもしろくないのです。
展示室内に流されていた映像は、古い写真から復元された船が、
まるで実際に航行しているかのような見事な映像ではあるのですが、
人が一人もいないので気持ちが悪いのです。
後半になってようやく、船上ですきやきパーティをしている写真やら、
仮装パーティの写真やらで気が落ち着きましたが、少なすぎる。
食堂のメニューも、もっと大きく見せてください。
などと文句ばかり言っていたようですが、私が一番食いついたのは、
船ではなくて、神戸港に見送りにきている群衆を背後から撮った写真です。
ほとんどの御婦人方は和装姿でありまして、その帯がまたタノシイ!
お太鼓がとんがっていたり、右や左に斜めになっているのです。
普通に普段に着物を来ている証を見たようで、スコブル気分が良かったです。

しかしながら、これを今しようものなら、、、
先輩の御婦人方からいちいちご指摘を受けたりご注意を受けたりと大変。
正式な場所へ行くわけでもないものを、ナゼそこまでキチンキチンと、
定規にあてたような着方をしなければならないのか不思議。
あのお太鼓がとんがっている写真を見せてあげたいものでございます。
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by orochon3 | 2011-07-26 15:20 | 着物 | Comments(0)

夏の装ひ

この夏、大きな仕事のヤマが2つ、小さなヤマが4つ。
しょっぱな7月に大きなヤマが連続で2つございました。
心身ともに疲労度はかなりのものでしたが、
なんとか乗り越えることができました。
これでもう夏が終わった気分ですが、、、、これからですね!
小さなヤマの合間をぬって、今年の夏は楽しい計画目白押し♪

その第一弾、週末にウレシイお食事会に出席するので、
ふと、久しぶりに着物でも着てみよう♪と、夏着物を出しました。
もちろんポリの安物ですが、夏はバシャバシャ洗えるのがイインです。
(お値段も、帯と着物、帯揚げ帯締め、襦袢までついて5ケタ!)

久しぶりの着物なもので、3回着たり脱いだり。
特に帯はちょっと忘れている部分があったりして、
締めにくい夏帯に悪戦苦闘した結果、、、、
不覚にも帯がシワシワになってしまったのでした。

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真夏の着物。
暑さ対策で、全ての補正を廃止して、長襦袢と肌襦袢もやめて、
うそつきステテコだけにしてみました。
普段より大きく襟を開き、後ろは思い切り襟を抜きました。
一見紗の透け感と、朝顔の模様が涼しげなのですが、、、
実は実はものすごく暑いです。着物は暑い!!!
大正末頃、アッパッパが世間を席巻したというのを実感しました。
というわけで、着物で遠出は断念したのでした。
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by orochon3 | 2008-07-25 22:24 | 着物 | Comments(2)

お誂え!

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憧れの川島の帯デス。
昨年暮れのある午後、お歳暮を持って神戸にお使いに行きました。
その時にもうひとつのお使いで神戸大丸の食器売り場に行きました。
そのひとつ上階には呉服売り場がありました。
ついつい足が向いてしまいました。
かわいい帯を見つけてしまいました。
マルで囲まれた模様にはモールのようなのが織り込んでありました。
白い帯は汚れが気になると思いながらも、一目惚れでした。
お値段を聞くと暮れの賞与でいけそうでした。
我にかえると購入していました。
その仕立てが、先日出来上がって、手元にやってきました。

ずっと着物雑誌を見ては指をくわえて眺めていた、川島の帯。
軽くて軽くてとっても締めやすそうです。
まずは紬にしめてみようと思います。
色んな色が入っているので帯締め帯揚げを選ぶのも楽しそう。
あ、名古屋です。もちろん。
うれしい、たのしい、わくわくします。
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by orochon3 | 2008-01-09 23:11 | 着物 | Comments(4)

麗しの

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相変わらずの毎日です。
キモノを着る余裕もない日々、ああ着たいなぁと
ため息まじりにあの頃の雑誌をめくっております。

昭和8年。吾がいとしの30年代でございます。
婦人倶楽部2月号の特集
「田中比佐良画伯の魅力ある姿美研究画報」が興味深いです。
田中画伯は、かの美輪サマもお気に入りという素敵な画伯。
曰く
『私は日本着物の礼賛者です(中略)
たたみ目鮮やかなものをきちんと着て、
初々しい純な感じ五分、なまめき五分の調和で行った風情は上条』


なかでもワタクシの意見とまったく一致したのがこの一葉の写真。
『諸々の紐や帯をクイ!クイと結んで行く、面白さ、
洋服のボタン攻めより、キモノの紐攻めのほうが、とても妙である』


ワタクシはキモノを結ばずねじる方式で着付けますが、
腰紐を口にちょいとくわえて、シュルシュルと巻いて行くのは、
かねがね吾れながらタノシク嬉シイ一瞬だと思っておりました。
画伯にもそう映っていたのですね!
あの頃と通じることができたと喜んでおります。
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by orochon3 | 2007-11-09 22:18 | 着物 | Comments(2)

2月にキモノを着て以来、さっぱり着ることなく、
殺伐とした縁遠い生活を送っております。
しかしながら本や映像でキモノ姿がうつったり、
街中でキモノや浴衣姿を見かけると、やはり見入ってしまい、
生意気にもあれこれ言ったりするのであります。
季節柄、多い浴衣ですが、一番気になるのが後ろ姿。
“お背な”の線ががきれいに決まっている人が意外や少ないです!
自分が着る時に一番気をつける場所なので、他の人は違うのかなぁ?
と、とっても気になるのですが、大人の女性でも、かなりずれている人、
多いのでびっくりしています。
もちろん、雑誌、映像ではそんな人まずいないですが、
こちらで気になるのは、逆に色んなところが決まりすぎていて、
かえってしっくりこない、という点。
見せる為の着付けなので、仕方ないのでしょうが、見ていても
あまりおもしろくないし、動いたらぐずぐずになりそうで怖い。

そんな中で、コレハスゴイ!と息をのんだのが、
草笛光子演じるところの“勢津子さん”。
10年程前に放送していたNHK連ドラ「あぐり」を、
CATVのLaLaチャンネルにて再放送していて、最近よく見ています。
ここに出てくるカフエ・セラヴィのママをしている勢津子さんは、
キモノと洋装とどちらもしますが、断然キモノ姿がよろしい。
何が良いかというと、帯揚げの量です!
ワタクシの追い求めている着姿は、ご存知の通り昭和初期の頃の着姿。
一番の違い、それは帯揚げの量だと思っておるのです。
現代に作られた、あの頃を舞台にしたドラマ、映画、写真集などなど、
多々ありますが、何がイヤと言って、帯揚げをほとんど帯に隠してしまって、
帯もまっすぐきりきり結んである姿ほど、ワタクシを欲求不満にするものは
ありません!違うのに、そんな風じゃないのに、とイリイリして観ています。
そこのところ、さすがに草笛さんはよく心得ていらっしゃるのでした。
スバラシイ!!
たっぷりとふんわかと出した帯揚げ、お太鼓はぺたんこで右上がり、
従ってタレも右上がり。そうです、自分でちょちょいと着たというのが
ありありとここで感じられて、ヤンヤ喝采を叫びテレビに向かって
パチパチと拍手をおくっておりますの。
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by orochon3 | 2007-08-03 21:46 | 着物 | Comments(0)

本邦初公開

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全体というわけにはいきませんが、
ようやくお披露目!の写真室で撮った写真、の一部です。
椅子が、気に入っています。
最初はもっとロココ調の椅子だったのですが、
ワタシの雰囲気じゃないと写真室の方がこれに変えてくださいました。感謝。
主役のキモノ、お値段のわりに好評で、ウフフ。
帯揚げは、自分ではもっと出したつもりだったのですが、
これを見るとまだまだ遠慮していますね。反省。
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by orochon3 | 2007-03-23 23:29 | 着物 | Comments(6)

あの頃の着こなしを!

写真室で撮った写真は、ようやくできあがってきたのですが、
スキャンが吾が家にはないので、今しばしお待ちくださいませ。
そのかわり、私のニコン・クールピクスで撮ってもらった写真を
ご覧いただければウレシイです♪大活躍のばら色紬でございます。
ちょっとだけお太鼓の山がとんがっているのがわかるでせうか?
かいきり線も少しばかし出してやりました!
これ現代の着つけではNGなのですが、あの頃の着こなしでは
これが普通なんですのよ!と、ワタクシの背中が物語っていたはず、です。
なんて言っても誰にもきっとわかって貰えないだろうとは思いますが、
こんなのは自己満足の世界ですからネ。
道行くキモノ通の御婦人がワタクシをご覧になって、
アラおかしな着つけしてるゥ!と笑われていたとしても、
知ったこっちゃないんですのよ。
お太鼓をとがらせて、かいきり線を出して、帯揚げもふっくら見せたら、
ウフフフ、ワタシは昭和初期のひと!

数年前、1930年代の婦人雑誌の型紙から洋服を作ってもらって着ていたら、
コスプレだと指摘されたことがありますが、このキモノの愉しみ方も、
一種のそれなのかもしれません・・・ええ認めましょう。

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この帯は昭和40年代くらいかな?というくらいのものですが、
適度に柔らかくて、しめやすい!です。
帯というと細雪の冒頭を思い出しますが、キュウキュウいう帯、
上等な帯なんでしょうね・・・。
細雪の美女達が着飾って蘆屋の水道筋を歩く姿を想像しながら、
キモノや美貌は負けますが気持だけはマケナイ!ワタクシなのでございます。
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by orochon3 | 2007-03-18 23:14 | 着物 | Comments(6)

8ヶ月ぶり

なんと昨年6月以来、8ヶ月ぶりにキモノ着ましたのデス。
あれ以来まったくただの一度も着ていなかったので、
かなり心配しておりましたが、1時間近くかかってなんとか着ることができました。
おはしょりの処理が、あいかわらずの課題ではありますが、
お背なと着丈はまぁまぁ及第点を頂けるのではないかと。
で、今回はちょっと変化をつけまして、お太鼓の上に山をつけました。
どういうことかというと、お太鼓のてっぺんがまっすぐではなくて、
真ん中にとんがりをつけてアクセントにしたのです。
これは、1930年代のキモノ姿写真を参考にいたしました。
タレの部分も気持ちナナメにして、帯揚げもいくぶん多めに出しました。
この着こなしを、おッ、あなたマニアックね、とわかって頂ける人が、
はてさてどのくらいいらっしゃるのかは別としても、一人悦に入って、
気分は細雪の“なかんちゃん”幸子なワタクシだったのでございます。

本日はちょっと気張ってTホテルの写真室へ写真を撮りに行く予定だったので、
一張羅を着て行こうと思っていたのに!どしゃ降りの雨。
ならばと、パールトーン加工を施して普段のお出かけ着にしているばら色紬で、
苦肉の策。・・・・ちょっと不本意ではありますが。

ばら色紬には、これも去年あわせて買ったつづれの小花模様の白い帯。
帯揚げは大活躍の薄桃色、帯〆も伊藤組紐で買った薄桃色でそろえ、
格好良くラビットファーのついたチョコレイト色のマントをはおり、
おぉイイトコの奥様みたいじゃないか?!と自画自賛しつつ、立派な写真室で
某10周年の記念写真を撮り、霧雨に煙る御堂筋に中華料理を食べに行きました。

ここで、大失敗。
この日久しぶりにキモノを着たのですが、今回の目的は写真を撮ること。
なのできれいに美しく着付けをした、つもりでした。
ですので、いつもの着心地優先ではなく、着姿優先を心がけたわけで、
苦しいのです、帯が。
美味しい中華料理も、途中から食べられなくなり、残念至極。
帰宅後、帯を解いたらまだまだ最後に福建炒飯も食べられたと
地団駄を踏んで一日が終わったのでした。
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by orochon3 | 2007-02-14 23:10 | 着物 | Comments(6)

これがホシイ。

最近、ほんとに忙しくて、キモノまったく着る余裕ナシ。
の日々が続いておりまして、不満がたまりまくっています。
キモノ着て、どこかにお食事にでも行きたいものです。
そんな日が来るのでしょうか???

で、去年からずっとホシイホシイと思っているコレ
沖縄というとワタクシとは無縁の場所。と思っておりましたが、
この花織を見て、一目惚れ。以来、沖縄がちょっと近くなったのでした。
いいですねぇ、コレ。もともと刺繍大好き。幾何学模様も大好き。
そして、この色も良いです。
ものすごく、ワタクシに似合うと思うです。
帯も、色々あわせやすそうで、本当にホシイ。
ホシイ、ホシイ、と願っていると、いつか手に入る、かもヨ!
ただ、今はこれが手に入っても、キモノ着ておでかけ♪♪なんて、
夢のまた夢・・・いつになるやら、と、遠い目をしたりしていると、
今日は全然違う物ですが、良い物を頂きました。・・・またしても一升瓶です。
ヘンコな方が作っていらっしゃるという「神亀」というお酒です。
レポートはまた後日・・・。
今夜は、これも頂き物「真澄」を頂いております。頂いてバッカリ!感謝です。
コレは・・・、薄いナァ〜と物足りないお味です。
男前!な「剣菱」と比べちゃうと悪いのですが。うぅぅん。
なんというか、何故だかハンケチ王子という言葉が浮かんでしまいました。
あ、ハンケチ王子だから、ハンカチ王子のニセモノなのですヨ。
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by orochon3 | 2006-09-19 21:51 | 着物 | Comments(2)

女は笑顔で

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我が家のトイレギャラリーにて。

これは絽でしょか、紗でしょか。
この画だけでは初心者のワタクシにはわかりませぬが、
真夏のお召し物であることは確かでございましょう。
そして、これがワタクシの理想の夏の着こなしでございます!
ゆったりと、それでいて美しく、暑苦しくもなく。涼しげでさえあります。
衿の抜き方が絶妙です。
長襦袢の衿を出す分量も関係するのかもしれませぬ。
なにより特記すべきは帯揚げを見せる分量。
現代では考えられない分量です。
これだけ出していても野暮ったくないのがスゴイ。
このポージングも素晴らしいですね。手の置き方にしびれます。
今度生まれ変わるなら、是非ともこんな風になりたく存じます。

アサヒもスーパードライなんて出している今より、
この頃なら好きになれそう・・・
ワタクシもっぱらキリンかサッポロ党ですが、
この画を見たらアサヒも飲みたくなりましたもの。
もちろん、このご婦人のように笑顔でいきませう!

最近はキモノを着る余裕のない生活が続いています。
この暑さも口実にしてついついキモノから遠ざかっていますが、
この画を見るたびに、キモノ着たいワーと心が叫んでいます。
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by orochon3 | 2006-08-14 23:42 | 着物 | Comments(8)