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おでかけ♪2

近所の店へランチに行って来ました。
この暑いのに、でも頑張って着物着ました!
なんちゃって紅梅の黒いポリ着物だから、
どれだけ汗をかいても安心♪洗って干せば良いです。
思ったより透けていてきれいでした。
遠目に見ればちょっとばける。値段はなんと数千円だから、
近くでよく見られるとダメですけれども。
帯は一応正絹。名古屋。お花のところが刺繍入ってて気に入っています。
タネをあかせば、夏帯ってのはまだこれしか持っていないものですから、
この帯にあう着物を選んだのでした。
名古屋帯は久し振りなので、ちょっと勘が狂ってしまいました。
模様をもう少しずらすつもりだったのに・・・正面すぎたちゃった!
そしてお太鼓もタレが長すぎた!
ま、文句はありますが、一日着ていても着崩れナシだったし、
仏蘭西料理たっぷり食べても苦しくなかったし、
で、80点くらいはもらえそう???
自分には甘いのだ。自画自賛。

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こないだ結婚式で着たのは勿論正絹袷。
それにくらべると、今日の夏着物はなんて軽い!なんて動きやすい!
そしてなんて涼しい!のでしょう。ホイホイ動き回れます。
お食事も美味しかったし、楽しい一日でした。
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by orochon3 | 2005-07-23 17:24 | 着物 | Comments(4)

女学生記

久し振りに、すてきな可愛らしい映画を観ました。
こんな映画、大好き!です。
昭和16年の女学生たちの日常を、そのままに映し出していて、
私にとっては夢のようなひとときでした。

女学校の4年生というから、15〜16才くらいなのでしょうか。
彼女たちの通学・授業風景、家庭での何気ない日常。
そして修学旅行?の点描などなど。
登場する生徒達も個性色々で、へんに優等生はいなくて、
みんなイキイキと楽しそうで可愛らしい!

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夕食の支度をするお母さん。いい匂いがしてきそう。

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遅刻常習者のお寝坊さんの寝室。

授業内容は、洗濯や調理実習や家の間取り設計などの家庭科的なものが
だいたい主ではありましたが、ちゃんと物理や漢文や体育もやってます。
間取り設計の宿題をしていたある少女は、自分の母親に見て貰い、
これなら女中がいるとか、いろいろ添削されたりして楽しそう。
彼女の夢見た家は具体的に映像になって現れたりもします。
かなり豪華なお屋敷になってしまっていました。

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家庭の事情が悪く、旅行に参加できないかもしれないと塞いでいる子に、
そっと靴箱に励ましと配慮の手紙を入れたり、そのお礼をまた書いたり、
そんな手紙のやりとりに思わずジンとしたり。
教室に出現した鼠を退治して、その後急にゴメンナサイネ、と鼠のお葬式をし、
挙げ句にはお墓まで建ててあげたり。
旅行先で、担任の先生の部屋を訪問してモジモジ。
お作法の時間に習ったようにお茶を出し、先生が飲んでいるのに、
夕食ですよ!の声に一斉に部屋を飛び出してしまい、
後に残った包みを先生がひろげてみるとお菓子が沢山包んであったり。
旅行の夜、お菓子を広げて怖い話をしたり。

共学、女子校、どちらも体験した身としては、それぞれに楽しく、
良い思い出ばかりですが、女子校生活の独特な楽しさは忘れられません。
「四ツ葉のクローバ」でも思ったのですが、この頃の女学生と、
あんまり本質的には変わっていないような学生生活でした。
とにかく、何を見ても聞いてもおかしくてしょうがなかった頃です。
キャーキャー言って笑っていましたし、ひどく感傷的でもあったので、
色んな事で泣いたり怒ったりしてもいました。
感受性が豊かだったのだろうと思います。
この映画を観ていたら、自分の女学校時代を思い出してしまいました。

特別出演で山田五十鈴嬢が!
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千人針を集めている若奥さんでしょうか。
彼女にある生徒が近づいて行って、私が学校で集めて来てあげます!
という場面。
そんな具合にみんな素直で可愛らしい生徒たち!
こんな女学生時代をこの時代におくる事のできた彼女達は、かなり裕福な家庭で、
しかも両親の知的レベルが高く理解があって、そして彼女達自身も
とても優秀だったのでしょう。
詳しくは『女学生手帖』に詳しいです!これも素敵な本!!

昭和16年・製作・東京発声映画製作所・配給=東宝映画/監督・村田武雄
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by orochon3 | 2005-07-20 17:25 | 戦前東宝 | Comments(3)

祇園祭。ちょうど10年。

今からちょうど10年前、ちょっとだけOLしていた事があります。
その時に知り合ったFサンという京都の人が、ある鉾町のお嬢さんで、
彼女の誘いで初めて祇園祭に出かけました。
それは、今から思うと、宵山だったのですが、夜ではなく、お昼に待ち合わせて、
新町を中心として鉾や山を見て回り、百足屋さんで食事をよばれました。
それから彼女のお父さんが理事をなさっている鉾を見に行って、
上にもあがらせていただいたのが、私の祇園祭初体験でした。
普通の町中に、おっきな山や鉾がデンと誇らしげにたっていて、
いつもは静かな町が、全然違う顔を見せていました。
ああ、これが祇園祭なのかー。大学時代に試験の最中に町中へ遊びに行くと、
祇園囃子が聞こえてきましたが、実感としては全くなかった祇園祭が、
一気に眼前にくりひろげられ、私は圧倒されて、瞬時にトリコになりました。

それから、ほぼ毎年(仕事でどうしても行けない年もありましたが)。
祇園祭の宵々山か宵山には京都へ出かけては、
その年に新調されたという懸装品を中心に見て回ったり、
屏風祭をのぞいたりするのが楽しみでありました。
ただし、肝心の巡行はまだ見た事がなく、いつかは見たいなぁーと思うのみ。

そして三年前、実家のお迎えのAさんから観光協会の観覧席の切符をいただき、
初めて、巡行を見る事ができました。それは、河原町御池の辻廻しが見える席。
青竹をひいて水をうって、音頭取りさんのエーンヤーラーヤーァという声とともに
青竹の上に車がのっかると、音頭取りさんは裾をはしょってはちまきを巻く!
青竹の準備や引き手さん達の様子を見ていた少し離れた所にいるオジサンが、
音頭取りさんに合図を送り、いよいよ音頭取りさんが扇子を振ります。
・・・思いがけないほどよく廻ると、沿道から拍手喝采!
かけ声だけでほとんど廻らなかったりすると、アァァァと溜息。
辻廻しの時にはテンポアップする臨場感たっぷりの祇園囃子。
各鉾や山の個性あふれる辻廻しをたっぷり堪能して、大満足でした。
以来、毎年巡行の観覧券を頂くようになりました。

そして、今年も行って参りました。
お囃子とともにあの大きな長刀鉾が現れると、胸がワクワクしてきます。
今年はムシムシと蒸し暑い曇天の祇園祭日和!
祇園祭のおもしろさは、よく言えば悠長なこと。かなりだらだらしています。
辻廻しの準備をしている間、行列の中の裃のおじさん軍団は、
ひいてきた荷車から椅子を出して座って待っています。その様子を見るのも、
なんだか楽しい。時々ちっちゃな子も混じっていて、彼等がいちびったり、
退屈して眠そうにしている様子を見るのもおもしろいのです。
でも、やっぱり私は音頭取りさん達が一番好きです。カッコいい!

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でもって、帰りは錦湯さんでひと風呂♪
汗も流して生き返るとはこのことなり。
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by orochon3 | 2005-07-18 17:07 | その他(ほぼお酒) | Comments(2)

おでかけ♪

着付けのお稽古も先月なんとか終了し、
最近はどんどん着物でおでかけしています。
記念すべきお稽古後初のお出かけは、大阪綿業倶楽部の食堂へ。
単衣の小紋ですが、洗える着物ですから気軽に出かけました。
あんまり気軽過ぎて、ちょっと帯がさがったかも。
でも着崩れはせず。暑いので車で往復!

そして、今月初めには友人の結婚式に出席。大阪Tホテルで。
実は単衣の訪問着なんて持っていない!ので、袷を着ました。
比翼仕立てになってて、紅梅の模様の訪問着。
色々調査したら、最近はホテルでの披露宴が多く、その際には、
空調がきいているから袷でも良いとのこと、写真写りを考えると、
むしろ袷の方がきれいに写るのだそうで、そうなのかなぁ、とチト不安になりつつ、
ところが会場へ行ってみると、皆さん袷だったのでほっとしました。
この着物はまだ20代初めの頃に買ってもらったので、ちっとばかし派手。
これを着られるのもあと少ししかない・・・そんな悲壮な決意で着てやりました!
かなり気合いを入れて着てやりました。着物もきっと喜んでいることでせう。
こちらも、朝から夕方まで着ていましたが、そしてかなり走ったりしましたが、
全く着崩れせず、帯も襟元も完璧!でございました。
これでかなり自信がついたので、これからもドンドンおでかけしませう♪


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by orochon3 | 2005-07-15 17:46 | 着物 | Comments(0)

朱紅(べに)いまだ消えず

戦後です。
いきなり佐分利信が、笑ったり饒舌になったりして、
挙げ句には不倫しそうになってしまいます。
困るのだ、こんな事されると。
私の憧れの君なんだから・・・無口で、だけど頼りがいがあって、
うわべの優しさではない実のある優しい男性!
それが佐分利信が演じる男の人だった筈なのに・・・
戦争に負けると、こうまで変わってしまうの???がっかり。

高杉早苗サンも、かなりの年増になり果てて、
あんまり観たくないなぁ・・・こういうの。
夢が壊れるとは、まさにこのことでせう。嗚呼!

今回の収穫としては、佐分利信が妻の杉村春子サンと住む家。
お台所が出てきます。

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応接間も出てきます。

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娘役の久我美子サンはパジャマを着て寝ていました。

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始終着物姿の杉村春子さん、美しくないけど、静かで必死な妻。
泣き顔を両手でおさえた左手の薬指に光る大きな指輪が、
彼女のすべてを物語っているようで・・・コワイ。

それにしても、戦後の映画ってつまらない!
髪型がみんな同じでパーマネント。洋服も同じで肩パッド。

昭和24年・製作・松竹(大船撮影所)/監督・渋谷実
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by orochon3 | 2005-07-11 22:28 | 戦後映画 | Comments(0)

ありがたうさん

この梅雨空に、似合うような似合わないような、
気持ちの良い、爽やかな映画でございました。
実は私梅雨時は大好きで、特に雨の夜のお風呂上がり、
大好きなすだちを絞ったソーダ水なんかを飲みながら、
ハワイアンやカンツォーネの音楽を聴いていると、
おお、梅雨だなぁ、いい時期だなぁ、と幸福を感じるのです。
この映画からもそういう幸福を感じられるのであります。

のどか、と言ってものどかさの度合いが違う!
かなり根性の入ったのどかさで、
いつになったらこの映画は終わるのだろうか?!と
本気で心配したほどです。
台詞まわしもかなりゆっくり、はっきり、まるで棒読み。
感情があんまり感じられないほど。
それなのに、驚くべきことに、登場人物たちは個性的なのであります。
中でも、真夏の向日葵のようにまっすぐな桑野通子サン!
こういうかっこ良いヒトをやらせるとピッタリですね。
気持が良すぎるくらい、すぱーっとやってくれます。

乗り物酔いをするタチなので、こういうバスで延々と走っていくという
映画(これもロードムーヴィー?)はかなり苦手なのですが、
飽きなかったのは、街道沿いの景色があまりに魅力的だったからなのかも。
こんなトコロにどうやってバスが通る道を造ったんだろうか?と
不思議に思っていたところ、チマチョゴリを来た娘さん達のいる軍団を
バスが追い越していって、その内の一人が、走り去っていく運転手、
彼がありがとうさんというあだ名なのですが、その運転手の上原謙に、
別れの挨拶をする場面がありました。
彼女たちのような人達がこの道を造ったのだそうで、
道が出来たからまた別の場所へ行くとのこと。
一度でいいから日本の着物を着て、ありがとうさんの車に乗って
自分が造った道を走りたかったと、彼女は寂しそうに言いました。
その場面だけは、色んなことがつまっているようで、辛い場面でした。

全編通して明るくテムポの良い音楽が流れ、景色も流れ、
ありがとうさんの恋も実るし、売られてゆく娘さんも幸福になるし、
なんとはなしに良い気持になる作品でした。
こういうのに時代は関係ないのね。

カッコイイ!ミッチー、桑野通子サン。後ろ姿のレアショット。
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洋装がお似合いだけど着物姿も良いですね。
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昭和11年・製作・松竹/監督・清水宏
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by orochon3 | 2005-07-05 22:21 | 戦前松竹 | Comments(0)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


by orochon3

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