ドレミハ大学生

このところ哀しいのやつらいのやしんどいのばかり続いたので、
ここらでちょっと一息つきませう、と選んだ作品。正解でございました。

大学、というよりその学生街が舞台。
大学内は、もちろんの事だけど男ばっかり!でちょっと違和感。
でも、あんまりむさくるしくないのは映画だからでせうか。
学生達が下宿したり買い物したりする商店街が良いです。
主人公二人は炭屋の二階に間借りしていて、
近所の本屋、レコード屋、楽器屋なんかのセットだろうけど、
当時の様子が細々と映し出されるのでコウフン。
本屋は、本棚に入っているのと中央台に積んであるのと、今と同じ。
レコードを買うと、箱に入れられてヒモでくくって渡されている。
あ、もう今やレコードというのがほとんどなくなってしまってるのか!

もひとつ、ウレシイのは、学生達が通う“支那ソバ”屋とトンカツ屋。
ソバの方は6杯食べると無料になるとかで、いつも角力部の連中がソバをすすってる。
トンカツの方は、その名も“ライオン食堂”という。
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のれんにトンカツとコロッケの文字。ショウケースもあり。
店内では明らかに定食屋で卓上には箸立てに箸が用意してあるのに、
ほとんどの学生はなんとナイフとフォークを使っているのであります。
推察してみるに、トンカツはナイフとフォークで、ご飯やおみそ汁などは
お箸で食べているのではないかと・・・。
ライオン食堂の親父さんが、
「この頃の学生さんはゼイタクになったね」とぼやいたのがおもしろかった。
いつの時代も同じなのでありますね。

物語は、近所のお金持ちのお嬢さん(音楽好き)に熱をあげる学生達
(主人公のうちの一人、山野君を含む)と、
トンカツ屋の娘に熱をあげる主人公のうちのもう一人海野君の、片思いと失恋のお話。
お嬢さん(江戸川蘭子、ちょっとファニーフェイス)と、
彼女に片思い中である山野君(藤原鎌足)が朗々とサンタルチアを歌う場面、
実は歌っているのは山野君ではなく海野君(岸井明)なんだけど、
周囲をかこむ他の学生達がうっとり聞き惚れているのが、
めちゃくちゃかわいくておもしろかった!こういうのがツボなのでございます。

お嬢さんに熱を上げる多くの大学生達が、それぞれのスポーツ部をやめて、
近所のドレミハ音楽学校で歌を習う、というくだりもかわいらしく、
学校の先生で珍しいスーツ姿の清川玉枝女史にもウレシイ驚き。

おまけ。お金持ちのお嬢さんのおうち。
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昭和13年・東宝(東京撮影所)/監督・矢倉茂雄
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by orochon3 | 2006-03-30 08:47 | 戦前東宝 | Comments(0)

安城家の舞踏会

“とのさま”“わかさま”と呼ばれる当主とその息子。
もと40何万石かの伯爵家がいま終焉を迎えようとしている夜、
破滅に向かうなか一人あらがい再生しようと健気な次女敦子(原節子)が、
最後の舞踏会を開こうと提案して始まるこの映画。
うぅぅん。なんだかつまらない。何故でせうか。

“とのさま”のお父さん、人に頭を下げた事がないなんて、
そんなの自慢にも何もならないのに!とムッとしたものの、
そうか!貴族ってこういうものなのね、感覚が違うのね。
貴族じゃないから庶民のワタシにはわからないのね。
そして次女敦子も、大局が見られず結局は自分のことが大事な哀しいこども。
自堕落な長男(森雅之)とプライドのかたまりの長女昭子(逢初夢子)が、
人間的にはいちばん魅力的なのであります。

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確かに原節子サンは、
今まで観てきたどの節子サンより美しく、
うっとり見とれてしまいそうになってしまって、
この節子サンの美しさを観るだけでも
この映画の価値がありそうなくらい。
でも、次女敦子(お姉さまからは“あっちゃま”と呼ばれている!)からは、
残念ながら貴族の娘という気高さとか優雅さが感じられない。
お茶を持ってきてお辞儀をするしぐさも、
さぁ皆さんどうぞと招き入れるしぐさも、
普通のお嬢さんと同じで、気品がありませぬ。がっかり。
確かに、大金の入った鞄を抱えて、成金男に向かって
憎らしげに微笑んだその顔は、
背筋が凍り付きそうなくらいに美しかったのだけれども。
(これはラストシーンの爽やかな笑顔)

そういう点では、もうだんぜん昭子(夢子さん)であります!
冒頭の着物姿にはサスガ!の気品があり、舞踏会でのイブニングドレス姿は、
戦前のクラスのある女性特有のファッション(スタイルは良くないけど)が優雅。
気高い雰囲気が全身からあふれ、そこから堕ちてゆく悲哀が感じられる。
低く少しハスキィな声も粋で、怒りのあまりにシャンパンを鏡にかける姿は格好いい。
元運転手に言い寄られる事を何よりも屈辱と思い、彼にもう貴族制はなくなりますよ、
と言われれば、貴族はなくなっても「昭子の心は貴族よ」と悲しみと怒りに燃えた目で
元運転手君をにらみつける。これこそが貴族なのね。気高さなのね。
でも、そんな昭子が、元運転手君の真心を知り、彼の淋しさや苦しみを知り、
すべてをかなぐり捨てて(ドレスのまま砂山を転がりおちたりして)
砂浜に去っていく彼を、追っていくのであります。
その様は、まるで『モロッコ』で観たディートリッヒのようで、美しく力強く、そして気高い。
元運転手君と長女昭子との物語に重点をおいて作ってみたら、
また違ったおもしろいものができたのではないかと・・・。
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それにしても、戦前の伯爵家内部を露呈するこの映画を
戦後間もない庶民の方々はどんな風に思って観たのでせう。
60年近く経って観た庶民のワタクシは、今さらながら、
こういう社会が実在していたことに驚いていたのでありました。
こういうのは、小説や映画の中のものだと、今だ思っているところがあったのね。

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おまけ。
長男の事が好きで好きでたまらない女中のキクさん。
女中さんでも二重太鼓なんですねぇ!
貴族の家の女中さんだから?



昭和22年・松竹(大船撮影所)/監督・吉村公三郎
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by orochon3 | 2006-03-29 08:52 | 戦後映画 | Comments(0)

金鶴 風和。

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日本酒、まったく詳しくありません。
純米だとか、吟醸だとか、大吟醸だとか。
何が何やらよくわからないまま、
今年に入ってからチョッピリ飲むようになり、
ただいまはコレ。優しいお味で気に入っています。
金鶴 風和。佐渡島で作られたキレイなお酒。
風和、というのは“かぜやわらか”と読むんだそうで、
まさしくそういうお味です。

お酒にこだわりはありませぬが、
ベターっとしたお燗は、なんだか日本陸軍の
コワイ宴会を連想してちょっと苦手。
できればひやで頂きたいものです。
このグラスは、数年前、パリのマレにある
古道具屋さんで見つけた1930年代のシェリーグラス。
ふちにマルイ模様の入ったカワユイコ。
高さは10センチくらいです。

焼酎は苦手なので、当分日本酒の世界をさまようつもり。

さぁ桜の季節。ちょっと花びらを浮かべて飲んでみたりしたいもの。
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by orochon3 | 2006-03-28 09:22 | その他(ほぼお酒) | Comments(2)

瀧の白糸

字幕と弁士で繰り広げられる、又しても切なく哀しいものがたり
この弁士、うまい!瀧の白糸の女声も欣さんの男声もちゃんと聞き分けられるし、
ワル役や娘役、年齢・性別・性格が一人の声でこれだけわかるなんて感動!

有名なこのものがたり、実は読んだ事がありませぬ。
なので最後までどうなるのかわからないまま、ハラハラドキドキ。
若い若い入江たか子は、神々しいほどに美しく、
ワタクシの大のご贔屓である岡田時彦サンも颯爽とカッコイイ!!
美男美女が揃うとここまで哀しく切ないのでせうか。

瀧の白糸(入江たか子)が、川べりで舞台用に結った高島田を解く場面、
欣さん(岡田時彦)のつまった煙管を、自分のかんざしで掃除する場面、
そのしぐさ、その立ち方、とにかくどこからどう見ても画になる、見惚れる。
色っぽくて美しくて、そしてどこか哀しい。
美女というのは哀しさをたたえていなければその資格はないのかも、なんて。
最後、立派に仕官して検事になった欣さんを見て、罪人として再会してしまった白糸。
「まあ、ご立派になられて」と微笑む美しさ・・・ここで感極まってナミダ、ナミダ。

原作を読んだ事がないので是非読んでみようと思っているけれど、
とにかく言葉がとってもきれい。読んでも語ってもきれいな言葉。
欣さんと橋の上で再会した白糸の台詞が良いデス!
「あんた、その後はごきげんよう」

おまけ。
憎き高利貸しの岩淵!どこかで見たと思ったら、菅井一郎サンだったのね。

昭和8年・新興キネマ(入江ぷろ)/ 監督・溝口健二/原作・泉鏡花『義血侠血』
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by orochon3 | 2006-03-27 11:31 | 新興キネマ | Comments(0)

浪華悲歌(その2)

浪華悲歌の全編を彩る船場のことば
ここではあえて大阪弁とは言わずに船場のことばと言っても良いかな、と。

今ではほとんど耳にしない船場のことばを話す山田五十鈴や梅村容子や、
その家族達の会話は、このなんともやるせなくつらい物語を、
ア♪カルクしているような気がするのは何故??
特にアヤ子(山田五十鈴)のは、かわいらしくて無邪気で健気なイメージにぴったりだし、
薬屋の旦那やその友人達の会話も、場面はシビアなのにしんどくならない。
何が、船場のことばなのかというのは、ワタシも実際にはわかっていないけど、
アヤ子のアパアトにいるオバサンが言った「心配せんでもええが」という言葉、
これはそうなのではないかと思ってマス。
実はワタシの幼馴染みの子が、これをいまだに使っているのが気になって、
ずいぶん前に、もともとおうちはどこで何をしていたの?と訊ねたところ、
代々船場で商売をしていた、オジイサンの代で阪神間へ引っ越してきた、との事。
「ええがな」と“な”をつけたくなるけど、「ええが」で終わるのは、
家中みんながそうなんだそうで、これは『細雪』でも読んだ記憶アリ。

そもそも船場ことばというのは、京のことばからきているんだとか。
船場界隈の人々は、豊臣時代に京から越してきた京の町衆だったそうで、
京ことばと大阪弁がなんだかんだと混ざって「船場のことば」になった、
と何かで読んだ事があり、その船場の人たちは阪神間へ居を移し住職分離した
というのだから、この阪神間と船場のことばは無縁ではないのだという事で、
なんとなくこの映画、よけいに好きになったのだった。

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どれもいいけど一番気に入ってるのは、
家出中のアヤ子が偶然地下鉄で妹に出くわし、
「姉ちゃん帰ってきて」と言われた挙げ句に口論になり、
売り言葉に買い言葉、
「ふん、たのまれても会いまへんわ!」と言った捨て台詞。
“あぁ、かいらし!”と思わずうなってしまう。
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by orochon3 | 2006-03-27 09:55 | 戦前松竹 | Comments(0)

浪華悲歌(その1)

冒頭、犬と寝ている奥さんは、道修町の薬屋さんの娘さん。
奥さんになっても夜中まで遊び、奉公人あがりで婿養子の旦那さんより遅く起きてきて、
トーストにバタかなにかをぬり、ボイルドエッグを匙で割って召しあがる本格洋朝食。
婦人会の会合だと言って遊び回る奥さんに、婿養子の旦那は頭があがらず。
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一方山田五十鈴のアヤ子はその薬屋の電話交換手。和装でお仕事して通勤も和装。
彼女の家、台所というよりおくどさんは居間より一段下がった土間にあり、
そこで下駄ばきで煮炊きしているようす。いわゆる関西式というやつ??
彼女は父親の使い込んだお金をつくる為に、薬屋の旦那さんの妾になり果てる。

その旦那さんが彼女の為に用意したアパアトがいかしてる!!
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和室もあるけど、ほとんどが洋室。しかもダイニングキッチン!
天井には何やら電飾?のような装飾があってお洒落な雰囲気。
妾宅という陰湿な感じは全く感じられず、明るく清潔な時代の最先端♪
最後にはアヤ子も洋装になってたりして。
このドレスは例の裾のながーい足首ほどまで隠れる丈。
ふと、これは着物と同じ感覚なのではと思った。足首まで隠せば違和感なかったのかも。
ちなみに、アパアトで旦那を待つ彼女、タンゴ「伊太利の庭」がBGM。
恋人を待つ時には「セントルイスブルース」を口笛で吹いたり。グゥ、やられた。

妾に堕ちたアヤ子さんは百貨店へ買い物に出かける!?
化粧品売り場で口紅を物色中、そこへ元恋人氏が現れて二人はエレベータへ。
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そこで見覚えのあるエレベータ扉が映る!
「モダン心斎橋コレクション」で観たあのそごう一階のエレベータでは!?
普通に百貨店内の映像として動くあの漆螺鈿の扉は、ちょっと衝撃的かつ感動的。
それでは彼女たちがストローでソーダ?を飲んでいたのは、
階上にある藤田嗣治の画がかかる特別食堂だったのかも。
最新流行、モダンの最先端は庶民みんなのものだったのね。贅沢な時代。

物語は気の毒すぎてたまらない。
でも、転落ばかりがクローズアップされるのではなくて、なんだか淡々とドライ。
家族の犠牲になったとか、自堕落な女だとか、諸解説では書かれているけれど、
ワタシはそう思わない。
当時の教育の問題というか、女性の知的な部分というか生活力も今とは雲泥の差で、
そういう風に生きることしか考えつかないというか・・・彼女が悪いわけじゃなくて、
家族が冷たいのも、そういう世の中だったのではないかと。うまく言えないけど。
ラスト、家に帰ってきた彼女の無邪気さ、明るさが、そういうところを如実に表しているのでは?
足を投げ出して口紅を塗り、家族にすき焼きをねだる彼女は、
身体を投げ出して家族を救ったヒロインだったはず。
それを冷たく扱われても、彼女は泣いたりしない。そこが好き!
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『クローズアップもほとんど無く、引きの画が全編を支配していて、
いわゆる「引きの長回し」という、溝口のスタイル』と解説にあったけど、そういうことか!
すっごくイリイリしながら観たんだから!ワタシはもっと細部を観たいんだー。
例えば女優さんのドレスや着物とか、表情の変化とか。
机上のものや家具なんか、おもしろそうだったのに!

全編通して楽しめる大阪弁(船場ことば?)については、またあらためて。

昭和11年・松竹キネマ(嵯峨野撮影所)/監督・溝口健二
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by orochon3 | 2006-03-27 08:22 | 戦前松竹 | Comments(0)

天保山へ。

先日、E氏&K氏のギャラリートークを拝聴しに天保山へ行きました。
Stem Galleyさん企画の「海岸通建物語」が商船三井築港ビルにて
21日まで開催されていて、その企画の一つでした。

天保山に行くのは、昨年「アール・デコ展」でサントリーミュージアムに行った以来、
これが二度目で、前回は車でしたが、今回は梅田から地下鉄で。
案外時間がかかって家から着くまで1時間かかってしまいました。

先にお隣天満屋ビルのハaハaハaさんで開催中の
「まちかどの近代建築写真展 IN 大阪天満屋ビル」をのぞいて。
黄昏の天満屋ビルはとても美しく、たくさんの近代建築の写真たちに圧倒され、
ハaハaハaというこのカフェが出来上がるまでの工程写真にも胸があつくなり、
カフェのお嬢さんにも親切にして頂いて、ウレシイ気持ちでいっぱいになりました。

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肝心のギャラリートークは、ワインとパンと素敵なお話。
ワタシには難しいお話もあってちょっぴり緊張したりしましたが、
両氏の歴史に関するお話と、ギャラリーのお姉さまをはじめ
地元の方々の天保山の現状についてのご意見と、貴重なお話を伺うことができて、
たいへん良い時間を過ごさせて頂きました。
今回学んだことなどをふまえてまた天保山を訪れたら、きっと楽しいことでしょう。

ギャラリー入口に掲げてあった、商船三井築港ビルの昔の間取りの図。
こういうのを見ながら色々想像するのが何より楽しいですね!
当時は一階が待合い室だったとかで、これから船旅に出るという昂揚感が
眺めているワタシにまで伝わってきて、ワクワクしてしまいました。
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by orochon3 | 2006-03-24 08:41 | その他(ほぼお酒) | Comments(0)

東京行進曲

ありがちなお話。
字幕と現代の女性の声の両方で全編をとおしてある。
字幕が多く、それぞれの字数も多く、
実際の画面というのがとっても少ない!だから物足りない!!
と、いろいろ不満はあるけれど、昭和4年の東京の映像は、
まるでお宝箱のようにワタシをワクワクさせてくれる。
「東京行進曲」の歌詞どおりの場所が、次々に映し出されて、
東京に憧れ、思い焦がれていた地方の人たちは、これを観て、
感嘆の声をあげたンだろうなぁ。

夏川静枝さん、きれい、きれい。
途中で芸者になってしまうけど、なるのを拒んでいたようだけど、
実際になってしまうと案外たくましく接客されていたので驚く。
いったん腹をくくるとタフなんだなぁ。
そこまで追いつめられたことがないからか、ワタシには無理かも。

それ以外にはあまり心に残るものなし。
というよりも、ゆっくり鑑賞するような映像がほとんどなく、
どんどんキャメラがまわってしまって、ちょっと待って、ちょっと待って、
と言ってる間に終わってしまった、というかんじ。

ところで、良樹はアメリカに何しに行ったんだろ???

昭和4年・日活(太奏撮影所)/監督・溝口健二
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by orochon3 | 2006-03-19 22:09 | 戦前日活 | Comments(0)

お彼岸・京都・お買物。

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お彼岸の墓参の帰り、またまた京都へ。
パリの食堂跡にできた「Le Milieu」にてランチ。
オードヴル盛合せを単品でとって二人で半分こ。
本日のランチは、メインを二つから選べて、
私はサーモングリル、タルタル添え。
美味しい鮭だったので、タルタルはいらないナ。
レモンだけでさっと食べたかった。
ランチはこれにデザートとエスプレッソがついて
1200円ほど。お腹いっぱいになって満足だけど、
デザートのアイス、残念。
あ、赤のワイン、イッパイだけ。

その後は、新町を散策しつつ寺町三条、新京極などへ。
さくら井屋さんの便箋が切れてたので購入。
ここは小さな頃から通ってて、最近は赤い罫線の便箋がお気に入り。

寺町の伊藤組紐店のショウウィンドウで、
カワユイ!桃色の帯締めを発見し、三分のを買ってしまう。
白っぽいお花の帯留にあわせたら春らしいかしらん、と。
そんな帯留持ってないくせに・・・こうしてはまってゆくのね。
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祇園で少し買い物してから、弥次喜多のおぜんざいを食べて、
ちょっと胸やけしながらココン烏丸のリスンで春用のお香を購入。
ずっと“谷間の百合”だったけど、“スコールと白い花”に変えてみる。
どこか懐かしく優しい香り♪
すっかり春だー
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by orochon3 | 2006-03-18 12:46 | その他(ほぼお酒) | Comments(0)

ウォークザライン

ジョニー・キャッシュ好きの二人に誘われて、テアトル梅田へ。
早くも今年二回目の映画館!
でもまだ新しい映画館のシステムって慣れない。
ここは切符を買うと整理券を貰い、上映10分前にロビーに集まっておく。そして、
整理番号順に入場するという、ものすごく映画館サイドの都合にあわせたシステム。
銀行や郵便局の窓口みたいで、これから映画観るゾ♪という気分の高揚が出にくいヨ!

ジョニー・キャッシュという人のことはなーんにも知らなかったので、
はぁーん、こういう人だったのか、というくらいの感想しかない。
幼少時のお兄さんの死、貧しい生い立ち、いろんな事がからんで、
彼はクスリに頼ってしまって・・・おきまりのコースをたどるけど、
ジューンという女性がいつも彼の支えになってくれる。
結局、ジョニー・キャッシュは幸せだったのね、良かったのね、という結末。
途中でちょっぴり出てくるエルビスの方がずっと不幸だったのでは、と、
ザッツオールライトママを聴きながら思ったのだった。(良い曲!)
そのぶんエルビスの方がずっとずっとたくさん栄光を持っていただろうけど。

ジョニー役の役者さん、途中でクスリ漬けでおかしくなった時の顔をみて、
おお!この人はあの人だ!と発見した。
あの怖い映画『グラディエイター』で権力欲だけ一人前の冷酷コモドアスを演じた人!!
ラッセル・クロウのマキシマスよりずっと良かったんだから。
久し振りに彼を観られただけでも良い映画だった、と思って帰路につく。
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by orochon3 | 2006-03-16 09:20 | 映画その他(洋画) | Comments(0)