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花散歩、東へ行く

今回の東京も、定宿のパークタワーにお世話になりました。
パークタワーのタワーとはもちろん東京タワーのことです。
専らスカイツリーに話題は集中していますが、東京タワーは王道!
東京のシンボルであります。

思えば2009年の春、明治神宮参拝の際パークタワーに泊まって、
2010年の春も、2011年の春にも所用で上京する事があって、
桜の季節にここパークタワーに泊まりました。
毎回来る度に、これでもうここに来ることはないだろう、と思って、
勝手に感傷的になっていたのですが、毎年その感傷は裏切られ、
果たして今年もまた行くことになったのでした。
よっぽど縁があるのですねえ、、、。

毎春、芝の桜を楽しませてもらっていましたが、今年は開花が遅いようで、
まだつぼみが固くて、桜を見ることはできないと思っていたところ、
こちらも今年は開花が遅かったという河津桜が青空に気持ちよく開いていました。

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by orochon3 | 2012-03-31 08:51 | | Comments(0)

彼の地へ

先日、大女優高峰秀子さんを偲ぶ会がありました。
20年以上も前のことですが、もったいなくも吾が母に、
高峰秀子さんとご縁ができまして、母を通じて私にもご縁を頂きました。
そして二人、この度の偲ぶ会にお招き頂いたのでした。

偲ぶ会の会場は砧の東宝撮影所の中でした。
東宝、というよりも私にはP.C.L.の方が馴染みがあって、
あの噴水を囲むリベラルな雰囲気、グラスステージ華やかな新しい撮影所、
というイメージが強いのです。
松竹の、あの、大部屋、幹部、大幹部という序列厳しい世界ではなく、
新しい撮影所のワクワクした素敵な雰囲気は、様々な方が書いています。
高峰秀子さんの御著書「わたしの渡世日記」にも鮮やかに書かれていました。
勝手な私の想像は飛躍して、今でも東宝撮影所の噴水の周囲には、
原節子さん、堤真佐子さん、椿澄子さん、エノケンさん、岸井明さん、
そして成瀬監督や山中監督、そして高峰秀子さんたちが行き来している!
いつの間にか胸は高鳴っておりました。

「あの噴水はどこでしょうか?」撮影所の方に尋ねました。
すると噴水どころか、昔の建物は立て替えられて跡形もないそうです。
それを教えてくださったその方が、
とても嬉しそうだったのが強く印象に残りました。
やはりいつの時代も新しい施設は、現場にとっては嬉しく誇らしいのですね。

偲ぶ会では、冒頭に高峰秀子さん出演映画のダイジェストが上映されました。
初出演の1929年「母」が映し出された時には、思わず、あっ!と声が出ました。
初めて見る貴重な映像でした。最近発見されたのだそうです。
頂いた資料には169本の作品に出演されたと記されていました。
すさまじい私生活を背負いながら、これだけの仕事をされたのだということを
あらためて感じました。あらためて、ものすごい方だったのだと思いました。
ほんのわずかな時間ではありましたが、たくさんのことを教えて頂きました。
その幸福に感謝して、決して忘れてはいけないと自分に言い聞かせました。


東宝撮影所、今では東宝スタジオと言うのだそうですね。

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by orochon3 | 2012-03-29 08:17 | | Comments(0)

遠征!花散歩

よく雨が降った土曜、ようやく雨があがった夕方に夫が言いました。
「明日、梅を見に行ってみよか」
三年前の四月、二人で大阪城を散歩した事がありました。
その時にはもうすっかり咲き終わった梅林を見つけて、
これ、咲いてたら凄くキレイなんだろうね〜!と言っていました。
それから、いつかは行こうと言いながら、なかなか都合がつかず、
今年また梅の季節を迎えたのでした。

果たして日曜日、5時半に家を出て、梅林に着いたのは6時半。
人もほとんどいない静けさの中、梅は色とりどりに咲いていました。
あたり一面に梅の香りがして、気持ちが良いことこの上なしです。

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どの梅も個性的で、それぞれに名前がついていて、タノシイ。

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夫のお気に入り、鮮やかな紅色、鹿児島紅というのだそうです。
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私のお気に入り、梅酒で有名な鶯宿。
なんともとろりとした甘くて良い香りでした。
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梅は、香りやお花も楽しめますが、その枝振りも色々と美しく、
たくさんの種類を一度に堪能できて大満足!無料というのもスゴイ!
本来ならば寒空のもと鑑賞しなければならなかったところ、
今年は遅咲きだった為に、曇天ではありましたが快適でした。

帰りは京橋にて、一日400〜500人が来るといううどん屋さんで
280円也の昆布うどんを食べました。(かなり甘いお出汁にちょっと閉口)
電車で帰って駅でお茶を飲んで、いつものスーパーの朝市にも寄って、
帰宅したのはまだ9時半!よく遊びました。

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by orochon3 | 2012-03-18 14:43 | その他(ほぼお酒) | Comments(2)

ねこの道

毎週日曜日は、近所の高級スーパーへ!
値段はそう安くはないけれど品質が良いというヘンな朝市が
日曜だけ開かれるのです。
ぬか漬け用にはここの胡瓜が欠かせないので必ず行くのですが、
わたしの楽しみは朝市よりも、スーパーへ行く途中に通るねこの道。
その道路では白い猫の一家がうろちょろしているのです。
ここ数週間は寒さのせいか、会えませんでしたが、この間はチビ発見!
遠くから携帯をかまえると、こちらへ目線をおくってくる憎いヤツ!
なんとなくポーズもとっているようで、チビのくせに侮れません。

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この日はこの子だけでした。他には黒ちゃんもいるのに。
もう少し暖かくなったら、また会えるかな。
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by orochon3 | 2012-03-12 14:21 | その他(ほぼお酒) | Comments(0)

稲妻

久しぶりの戦後の映画ですが、まだカラーではありません。
そしてこれ、高峰秀子サンのために作ったような映画でありました。
1952年、秀子サンはおそらく28歳くらいでしょうか、溢れる聡明美。
成瀬巳喜男監督の秀子サンの映画、というと浮雲を思い浮かべますが、
これはそれより以前の作品なのですね。フムフム。

観終わってみると、秀子サン演じるところの主人公清子(きよこ)が、
周りの人達のグズグズぶりに反して、清々しくて、潔癖で、芯が強くて、
秀子サンご本人とだぶって仕方がありませんでした。
特にラストシーンは、お母さんの浦辺粂子と歩く後ろ姿に爽やかささえ感じます。
一作品として観て、感想はというと色々あったけど最後はなんだかスッキリ。
それからの続きも気になるけど、きっと清子は自分を貫いて行きて行くでしょう。
という、清々しい気持ちになりました。
これ、幸田文の原作だったかな、と思うくらいなのですが、
しかししかし、これは、なんと林芙美子原作。
確かに、清子以外の人々は、みんなグズグズで林芙美子ワールドの人達なのに、
主人公清子だけがなんだか借りてきたみたいに清く正しい。
うぅぅん。ちょっと違和感を抱かずにいられません。
原作は読んだことがありませんので、違いがとっても気になりました。
では、読んでみましょう、と探すも見つからず、調べてみると、
現在、普通の書店では取り扱いがないとのことでした。
しかも、原作が書かれたのは昭和11年!!
はやる心、ときめく胸。
昭和11年という文字を見ただけで、ワタシの心はおどります。
そして、とうとうとある古書店で昭和46年刊の新潮日本文学22、
「林芙美子集」を手に入れたのでした。
放浪記、稲妻、浮雲を収録!と大書きされた帯を見ると、
どれも秀子サン主演で映画化された作品ではありませんか。
こんなところにも、その影響はあったのでしょうか。

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昭和27年・大映/監督・成瀬巳喜男/原作・林芙美子
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by orochon3 | 2012-03-08 17:16 | 戦後映画 | Comments(2)

春がきた

寒い冬のあいだ、すっかり家にこもりっきりでした。
冬眠というわけでもないのですが、家にいる心地良さに負けて。
散歩もさぼって、夜のプールでしか動かない日々。
そんなある日、車で買物に出たら、梅の家の梅が咲いてた!
梅の家というのは、吾が家から歩いて10分くらいのところにある、
そのお庭に紅白でキレイに梅が咲く家のことです。
昨年散歩の時にみつけて、ちょうどその家の奥サマと立ち話をして以来、
今年はいつ咲くか楽しみにしていたのに、この冬の寒さで忘れてしまっていて、
あ!咲いてる!とビックリしたという始末。
久しぶりに散歩復活して梅を見に行ってきました。
するとまたしても奥サマがいらして、写真を撮っても良いですかという夫に、
どうぞ庭から撮ってください、とご親切なお言葉。
調子に乗ってわたしも入り込んで、梅の花をたのしみました。
奥サマによると、やはり今年は寒さで開花が遅れたとのこと。
すでに盛りは過ぎたようですが、まだまだ八重の花びらがキレイでした。

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気づけば、もう春がきていたのですね。
気持ちがイイし、これをきっかけに散歩を復活させましょう。
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by orochon3 | 2012-03-07 10:06 | その他(ほぼお酒) | Comments(0)