ハレの日キモノ

四月にお祝いを持っていった知人のお嬢ちゃんの披露宴。
光栄にもお招きにあずかりました。
こんなとき、以前なら何着よ〜???と焦ったワタクシですが、
もう迷いません。キモノがある。ワタシにはキモノがあるのだ!
ということで、久しぶりにキモノを着ました。
少なくとも一ヶ月に一度は着るようにしていますが、
ヤワラカモノ、しかも比翼仕立ての縮緬なので、前日に稽古。
そして、当日も時間に余裕をもって、帯は三度目でようやく決めました!
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実に久々の二重太鼓でございます。
名古屋や京袋ばかり締めてラクしていたツケがやってきました。
二重太鼓のタレ決めがなかなかぴしっとこず、苦労しました。
比翼の襟元、ゆるみなく決めるのにも苦労しました。

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丹後の縮緬の反物を頂戴して、
桃色に染めてもらい、
なぜか金箔まで貼られて、
豪華な付下げとなったキモノ。
何より、これ20年前の上等なキモノ。
縮緬は重い。すべる。
ホントに苦労いたしました。
もっともっと稽古しなければ、と、
決意を新たにした次第でございます。


ちなみに、新婦であるお嬢ちゃんは、
六月の花嫁に相応しく可憐で美しく、
幸せそうな二人の笑顔に、
幸福のお裾分けを頂きました。
きっと幸せになる!と思います。
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# by orochon3 | 2006-06-19 23:11 | 着物 | Comments(4)

「女湯のできごと」益田ミリ

本、なかなか読めていません。
併読中のんがありすぎるのが原因です。
そんな中で、一番読みやすいのから一抜けしました。

お風呂の神様団長さまのご紹介本です。
筆者はワタシとほぼ同年代、出身地は大阪。
ずっとお風呂のない団地で育ったのでお風呂屋さん通いは日常でした。
子供の頃から大人になるまでの間、もちろん思春期も通っていました。
恥ずかしいことやらおもしろいことやら、何もかも包み隠さずに書かれているので、
そうそう、と頷いたり、へぇ〜さすが通い慣れている人は違うな、と感心したり。
「女湯」しか知らないワタシにとっても、実におもしろい一冊でした。
特にカワユイマンガがところどころに出てくるのも楽しい!

“女湯の大晦日”というくだりは一番気に入りました。
「早いなあ、一年」
「ほんまや、あっという間や」
「ええこともなかったけど、まぁまぁ、元気でおれたし、良かった良かった」
「そうやそうや」
毎年こんな会話が交わされて、時間が12時を過ぎると、
「あら、もう正月やわ、あんたとこおせち作るの?」
と話題が展開していくのも毎年のこと。
目に見えるようでほんわか楽しい会話で心がのんどりしました。

おまけ。
こないだサッカー・ワールドカップの日本の試合の晩、
神戸のお風呂屋さんに行ったとき、
常連のオバサンたちの会話が耳に入ってきました。
「なぁ、岡田さんワールド行ったん?」
これだけ聴いたら、岡田さんという知り合いの人が、
洋服のワールド(神戸にある)のバーゲンに行ったの?と尋ねている会話だと
ばかり思って聴いていたのですが、もう一人のオバサンが
「トルシエいう人は行ったなぁ、ワールド・キャップ」
と続けた時に、ひっくり返りそうになりました。
岡田さんとは岡田監督のことで、ワールドとはワールド・カップのことで、
しかもみんなの中ではワールド・キャップと認識されているのでした。
そりゃー試合中にお風呂屋さんに来るくらいだから、サッカーに興味ないんだろうなぁ!
もちろん、ワタシも含めて。
なんだか連帯感を持ってニコニコしていたら、
むこうでもニコニコして「なぁ!」と同意を求められてしまいました。
今度の日本の試合にも行ってみようと楽しみにしています。
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# by orochon3 | 2006-06-16 19:25 | | Comments(4)

讃岐うどん補足

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以前にも書いた、我が家の生醤油うどんに欠かせないのが、
灸まん本舗の蔵出し一番
普通の醤油より少し色が薄い感じがします。
灸まんというのは金比羅さんの王道お土産のひとつ、
おまんじゅうの名前ですが、そこではうどんも売っています。
長年我が家で愛用してきた蔵出し一番がここの製品だったとは
今回金比羅さんへ行くまで知りませんでした!

ところで私たちが生醤油うどんと呼んでいたうどんは、
本場讃岐では単に“しょうゆうどん”と呼ばれていました。
以後、しょうゆうどんと改めることにいたしました。
しょうゆうどんは食べ過ぎてしまうのが難点ですが、
大阪今井のしっぽく、京都大阪屋のけいらんに次ぐ、私の中でベスト3に入るうどんです。
(時点で池田吾妻のささめ)

先日、携帯紛失事件でお世話になった小縣屋さんから送られてきた醤油は、
蔵出し一番より色濃く、醤油に近い色。先日は、小縣屋さんと蔵出し一番と、
両方の醤油をブレンドして頂きましたところ、すこぶる美味でございました。感謝。
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# by orochon3 | 2006-06-10 22:04 | その他(ほぼお酒) | Comments(2)

ひこ孫「和」

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ひこ孫「和」というのを頂きました。
造っている方とお知り合いだという方からの頂きものです。
埼玉県のお酒というイメージからは、
実はチョット期待薄でした(失礼!)。
そもそも純米吟醸上槽中汲という意味もわかりませぬ。
なんだかもやぁ〜んとしたものが酒中にモヤモヤしています。
お味の方、ちょっとクセがあり、おもしろいお味です。
最初甘くて喉を通る時にクッという辛さがきます。
田舎の畑で真っ黒に日焼けして働いているような、
姉さんかぶりがよく似合う笑顔の美しいたくましい女性(妙齢)。
てなことを空想しながら飲んでいます。
それにしても、お酒を飲むようになってから、
あちこちから頂き酒が集まってきます。
不思議なことでございます。
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# by orochon3 | 2006-06-08 17:36 | その他(ほぼお酒) | Comments(0)

フラフラ京都

「鳥獣戯画」が見たいというだけで、「大絵巻展」に連れて行かれました。
会期の終了前日の土曜日にかけこみました。
お昼頃に京都に着いて、地下のイノダでトーストとハムサラダの軽食。
コーヒはお気に入りのアフリカ・ブレンド(おすすめ!)。
満腹でふらふら散歩しながら国立博物館へ・・・と、ここまでは良かった。
七条大橋を渡ったところに「120分待ち」という看板を持った男性発見。
ナンダナンダ?とよく見ると「大絵巻展」の入場待ち時間でした。

自慢じゃないけれど私は並ぶのが大嫌い。
「大絵巻展」をあまくみておりました。猛省、でももう遅し。
この看板を見た時点で帰る心になっていたのに、鳥獣戯画ファンの同行者が、
「行くだけ行ってみよう」と言うではありませぬか。
ふへぇ〜。ウソでしょう???と思いつつも、どんな行列なのか見たい気も。
で、とりあえず行ってみると、やはり長蛇の列。
「どうするの?」と聞いたらば、「並んでみよう」と。
うへぇ〜。ウソでしょう???これに並ぶの???と思いながらも、
鳥獣戯画に対する情熱に負けたワタクシは、炎天下の中、延々と並びました。
生まれて初めてのこんなに長い行列です。
果たして並ぶこと70分で館内に入る事ができました。
しかし。入ってすぐに、作品の一番前で見る為の行列が既に始まっています。
もちろん、これには並ばず。どんどん進んで、鳥獣戯画を目指しました。
と、その前にワタクシの目にピピピとくるものが・・・!
国宝「餓鬼草紙」の餓鬼たちです。
マックロでやせこけ、お腹だけポコンと出て、墓場の水をすすったり、
なんともユーモラス!カワユイ。しばらくここで見入ってしまいました。
で、肝心の鳥獣戯画の甲巻の方は、思っていたよりずっとキレイに残っていて、
大切にされてきたのだなぁと感心いたしました。
ウサギと相撲で勝って、フハァ〜と怪気炎をあげているカエルとか、
仏さんの真似したカエルと僧侶のふりしたサルとか、有名どころを堪能。
中でもクフフフ!と笑っているうさチャンが一番かわゆかったですね。

そんなこんなで1時間くらい鑑賞。
並んでいる最中は、あまりの暑さに、出たら弥次喜多でかき氷だ!と
決めていたのですが、イヤイヤ、これはもうビールしかあるまい。
ビールだ、ビールだ。と鳥獣戯画のカエルやサルのように走りました。
四条のミュンヘンでノドを潤し、和装小物の店をひやかし、晩ごはんは、あんぐりへ。
靴のままあがるのにはやはり抵抗がありますが、暮れていく坪庭を見ながら、
楽しくごはんをたべました。ここ、何がすごいって、料理の出てくる速さが
ハンパじゃありません。生麩、湯葉、豆腐といったワタクシの大好物も、
鶏の唐揚げ類も、お味の方は京都の飲み処らしくしっかりしたお味で、
お酒が美味しゅうございました。
しかし!客層がすごい。99%女性です。店内に男性は2人のみ。
これってどうなんでしょう。男性はとても居づらいのではないでせうか。
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# by orochon3 | 2006-06-06 18:34 | その他(ほぼお酒) | Comments(6)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


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