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浪子の一生(ワタシのつぼ)

さすがP.C.L、浪子をキューバの豆売りで踊らせるし、
浪子の実家もとってもモダン!
そして、お台所も使い勝手の良さそうな、広くて清潔な雰囲気。
継母(英百合子)が鉄板でお菓子を焼いておられます。
大きなクッキーのようなものらしいです。
女中さんの数も多いですね〜。
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細川ちか子サン、この時推定29歳です。なんだかずっと変わらない人ですネ。
浪子の産みの親の姉役ですが、既に貫禄がある。
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最後に浪子の立ち姿。嫁いだ屋敷の玄関先にて。
袂が長いですねぇ〜、まだ良い時代なのですね。
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昭和9年/製作・P.C.L.映画製作所/監督・矢倉茂雄
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by orochon3 | 2013-06-04 13:19 | 戦前東宝 | Comments(0)

胡椒息子

戦前の東宝映画ですが、1937年にかのPCLが京都のJ.O.スタヂオと合併して、
「東宝映画」になったので、この映画はちょうどその翌年の公開です。
昭和13年。
兵隊さんも軍歌も出てきますが、軍国色に染まった雰囲気はありません。
大きなお屋敷の坊ちゃん昌二郎クンが主役の男の子。
『泣蟲小僧』もこの子だったのですね、同じ年の公開作品でした。
なんとも可愛らしく健気な男の子です。
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タイトルからして、『いたづら小僧』みたいな物語なのかと思っていたら、
まったく違いました、もっとしっかりした少年でした。
なるほど、獅子文六の原作だそうです。
三人兄弟の末っ子だけど、実はお父さんが芸者に生ませた子でした。
お母さんは何かと昌二郎に冷たくあたりますが、
何も知らずにすくすくと育った昌二郎はばあやが大好き。
ばあや役は、気のきついおばさん役が多い清川玉枝サン、今回は優しい!
ボッチャマとばあやは大の仲良しです。
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この映画は大きなお屋敷が舞台で、色々見所が満載でした。
玄関のお車寄せ。
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家の者はコチラの扉を使うようです、玄関を入ったところ。
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お客様は画面左にある大きな扉から入られます。
そして入ったところにテーブルセットが急遽用意されます。
こういうのは普通の習わしだったのでしょうか???
靴をいつどこで脱ぐのかが疑問です。昌二郎はスリッパをはいていました。
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こちらは兄さま姉さまが居るお部屋。細部が素敵です。
兄さまがうなだれているのは、妾腹の昌二郎を理由に婚約を破棄された為。
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家のものもお客様がいらしてもこの食堂でお食事。おやつもココで。
おやつと言っても案外質素で、栗の茹でたものが出ていました。
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女中達が働く部屋からみた台所。立派な冷蔵庫があります!
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お庭から見たお屋敷の一部。昌二郎クンが飛行機を飛ばしています。
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そして、ココからが最大の見所!お風呂場です!
ばあやに洗ってもらう昌二郎クン。
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サービスショット、お湯がほとばしるシャワー口です。
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最後にもっとスゴイサービスショット。
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全てがまるく収まり、親子仲良くお風呂で寛いでいました。
ラストシーンも良かったですが、私はこの場面が気に入りです。
原作とは結末が違うようですが、私は映画の結末も好きです。
次回、着物編へつづく。

昭和13年/製作・東宝映画(東京撮影所)/原作・獅子文六/演出・藤田潤一
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by orochon3 | 2012-07-13 15:00 | 戦前東宝 | Comments(0)

妻の場合 前・後篇 (その2)

やはり大好きな水回り。
実際に使われている場面が観られるのですから、
あの頃の映画の中で、私にとっては一番の見せ場です!

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少々見辛いですが、窓のある開放感たっぷりなおだいどこ。
中央の調理台が使い勝手良さそうです。大きくていいなぁ。
ちゃんと冷蔵庫のあるあたり、中の上というところでしょうか。

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おだいこから繋がる洗濯室。
おだいどこの流しくらいの大きな洗濯場があって、
たか子様がじゃぶじゃぶと洗っていらっしゃいました。
手前はアイロン台。なんとも贅沢なつくりで羨ましい限り!
もっとも奥様は洗濯なんてなさらず、女中さんがしていたのでしょうが。

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メイン!のお風呂です。
坊やとお父ちゃんがじゅうぶん二人で入ることのできる大きさ。
湯気のもうもうとする大きな浴室で、大きな窓もスバラシイ。

お金持ちサンのお屋敷とはいえ、今よりもずっと余裕のあるおうち。

昭和15年/東宝映画/監督・田村道美/脚本・東坊城恭長/原作・吉屋信子
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by orochon3 | 2011-07-04 14:22 | 戦前東宝 | Comments(0)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


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