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妻の場合 前・後篇 (その3)

戦前の東宝映画は、大好きなモダンな空気が満載で、
大きな洋館がよく登場するのもツボです。

こちらは、実家へ帰ってしまった奥様の居る神戸のお屋敷。
憧れのお車寄せがありまして、お玄関を入ると、、、
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もちろん、女中さんが出て来て応対致します。
「ただいま皆さまお出かけでございます」
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「じゃ、伝言を頼みますよ」
と言って名刺にメッセージを書く高田稔サン。
これから神戸港から北京へ旅立つのです、その前に妻に一目会いたい!
表に名前だけの名刺って、格好イイですねぇ。
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しかし、奥様はお母様の陰謀でこの名刺を受け取れませんでした、、、涙。

奥様の実家のお庭にはブランコもあります。
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大きなお庭でございます。お母様とお茶も頂けます。
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先日、吾がまちにある戦前からのお屋敷が、取り壊し前に公開されました。
この映画を観た直後だったので、まるで映画の中に入ったような気分で、
浮かれた気分になりましたが、そのお屋敷もあとわずかの命だと思うと、
なんとも複雑、、、
この映画のお屋敷もどのような運命をたどったのでしょうか。

この頃の映画の中で一番胸かき乱される場面がコレ!
こういうのがよく登場しますが、昔の街並の美しさに目が奪われます。
この場面に入り込みたい!最新のモードに身を包んで、
岡田時彦サンか徳大寺伸サンと腕をくんで歩いてみたい、、、。
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昭和15年/東宝映画/監督・田村道美/脚本・東坊城恭長/原作・吉屋信子
by orochon3 | 2011-07-07 06:23 | 戦前東宝 | Comments(2)
Commented by 洋館情報 at 2016-02-08 17:45 x
1枚目の車寄せのお屋敷は渋谷松濤にあった鍋島侯爵邸と思われます。松濤一帯を持っていた鍋島家ですがこの洋館も含めて姿を消しています。一部、松濤公園として池が残っています。
2枚目の庭先のテラスは靖国神社裏手の九段にある安田岩次郎邸です。オノヨーコのおじいちゃんちです。現在はフィリピン大使公邸として大切に維持されているようです。
Commented by orochon3 at 2016-02-09 07:19
このたびは拙ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
また、貴重な情報を頂きまして重ねてお礼申しあげます。
渋谷松濤、麗しい響きですね、関西に住む者でも憧れの地です。
安田岩次郎邸は現存するのですか、昔の素敵なおうちがどんどん姿を消して行く昨今、
大切に維持されているとは、とても嬉しくなってしまう情報でございます。
心がホッとあたたかくなりました、ありがとうございました。


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


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