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太陽の子

このブログにアクセス解析というのがついていまして、
検索キーワードを時々見てみると、何故か知りませんが、
「大日方伝」という名で検索されている件数が際立って多いのです。
私個人はまったくこの方に思い入れはないのに、、、。
偶然ですがその大日方伝の映画を観ました。
大好きな1930年代、そして大好きな逢初夢子さん出演です!!!

かなり楽しみにして観たのですが、感想は、、、うぅん、しんどい。
あとで読んだテレビ欄にはこうありました。
『◇太陽の子◇
 感化院の院長に生涯をかけた樫戸牧男(大日方伝)は、
 38才にしてやっと家庭を持った。
 妻の正子(逢初夢子)は結婚二ヵ月笑顔一つみせず、
 自殺未遂事件を起こす。社会事業家の愛と苦しみを描く。』
大雑把に言えばこういう作品でした。
正子は実家が倒産、父親が病に倒れ、某所に売られ、そこで妊娠、
しかし本人も気づかず縁あって牧男に嫁ぐも、後に妊娠に気づき、
悩み、自殺を図るが牧男に見つかり未遂となる。
牧男は苦しみぬいたあとで、正子とそのお腹の子を、夫、父親として
受け入れることを決意したのでありました、、、。

与太者シリーズで有名な三井秀男が、感化院に送られてくる不良少年役。
このとき既に23歳くらいなのに少年役で、意外に似合っています。
大久保松吉くん、通称、般若の松、というそうで意気がっていますが、
大日方伝演じる先生に説教されて改心、いい子になりました。良かったです。
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肝心要の夢子さんは、期待にそわず農村の奥さん姿ですが、
もんぺというよりスパッツのようなのをはいているのがカッコ良い!
b0019591_14231688.jpg

収穫としてはこれくらいでしょうか、、、。
それでもやっぱり夢子サンは素敵ですねぇ。
なんとご存命だそうです。
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最後の場面、大日方伝が生徒たちに話をします。
君たちは、親がいなくても、社会がどんなに辛くても、恨んではいけない。
君たちの心と身体は君たちのものだから粗末にしてはいけない。
君たちは太陽の子供なのだから。
先生の言葉をかみしめる子供たち。
昭和13年当時、このように不遇な子供がどれほどいたのでしょう。
そういう子供たちのうち何人の子がこの映画を観ることができたでしょう。


昭和13年/製作・東京発声映画製作所/配給・東宝映画/監督・阿部豊
by orochon3 | 2012-04-10 08:17 | 戦前東宝 | Comments(0)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


by orochon3

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