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このところ一人での食事が続き、 それはほぼソーメンレーメンで、 サッパリするもののパンチに欠けていました。 そんなところ、絶妙のタイミングでいつもの友達からお誘いがあって、 いつもの精養軒へ行ってきました。 新規開拓しようか、と相談していたのですが、 今回は静かにゆっくりしたいよねー と意見が合って、やはりそれには精養軒です。 そして、我々には今年の新年会の時に発案された あるプランがあったのです、 今回はそれを実行しようと意気揚々と 青谷へと向かいました。 車中では台風の話でもちきり、 なぜか最近はいつも災害の話ばかりです。 お店に着いたらいつものボーイ君が メニューを持って迎えてくれました。 カニクリームコロッケは予約時に既に 注文してあるのです、ボーイ君の手回しです。 では、今日は何にしましょうか、、、 ハイ、初志貫徹で例のプランを遂行します。 「カレーとハヤシを一つずつ、二人で分けて食べます」 そう、夢のカレーとハヤシの合いがけ! ハヤシライスは去年食べたのですが、 カレーライスがずっと気になっていて、 そしてできたら合いがけしたらどうやろか? と今年の初めに友達が発案したのです。 なのに、いつもお店に来ると 他のメニューに目移りしてしまって、 なかなか遂行できなかったのです。 でもとうとう念願が叶ったのでした。 ボーイ君は気を利かせて、 空のソースポットを二つ用意してくれました。 カレーとハヤシをそれぞれ分け合って、 ご飯の両端から食べ進めていきました。 ハヤシは以前食べた時と同じ感動、美味しい。 初のカレーはというと、、、、 一口目は「?」という顔になります。 今まで食べた事のないカレーなのです。 サラサラしていて、一口目は頼りない? というか、え、カレーだよね? と確認しそうになるくらいカレーっぽくない。 あとで分かったのですが、野菜だけで作ったルゥ に、ビーフが入ったカレーなのだそうです。 そう言われても、こういう味です、 と解説できない複雑で良い意味で微妙な味。 そして食べ進めていると辛い。ちゃんと辛い。 ビーフも大きなのが4切れも入っていて、 そのコクや旨味もしっかりカレーに溶けています。 いつまでも食べられる美味しさ、さすが精養軒! 何を食べても、控えめながらしっかり美味しい。 どう?どう?美味しいでしょー? とグイグイ迫ってくるのではなく、 少し後ろの方で、控えめに、お味はいかがですか? と微笑んでいるようなお料理ばかりなのです。 でもその微笑みにはしっかりとした自信があって、 それが、ここなら何を食べてもちゃんと美味しい、 という信頼へと結びついていくのです。 そしてプラス店内の雰囲気。 小庭から注ぐ陽射し、清潔で静かなサービス。 疲れた時には元気が出ます。 食事に喜びが生まれます。 美味しかった、ごちそうさま、と笑顔になる、 大好きなお店です。 静謐な味と雰囲気に包まれる 浮き世わすれる至極のひととき この日はデザートにブリュレとアイスのセットと コーヒーを注文して閉店までゆっくりしました。 帰りにクラッセへ寄ってお互いにお買い物。 久しぶりに日常を離れて、非日常を満喫できました。 災害に次ぐ災害に心身が疲弊し、 こんな世の中だからこそ、 毎日を精一杯、悔いなく生きようね、 と話し合ったのでした。
by orochon3
| 2018-09-07 09:35
| 洋食会
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