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田園交響曲

近頃、ビデオに録ってまで毎日観ている『緋の十字架』と『貞操問答』というドラマ。

貞操問答の方は二年前に読んだ原作があまりにおもしろかったので、
どういうドラマになるのか興味津々で観始めたのであります。全然違うみたい。
筋書きは原作の方がはるかにドキドキスリルがあっておもしろいのでは?と思いますが、
ドンドン着替えて出てくるさくらさんの昔キモノがかわいらしくて、でも着こなしは、
正統派で、現代的なのが残念!渋谷亜希さんの洋装は素晴らしく格好良く、
あらすじはひどいのですが、ファッションは見逃せませぬ。

『緋の十字架』の方は、なんだかなぁ〜と思いながらつい、観てしまうとういか、
続きが気になるというか。波瀾万丈というかめちゃくちゃなもので。
これの原作がアンドレ・ジッドの「田園交響楽」と知り、どこかで聞き覚えが・・・
ずいぶん前にビデオに録っていてまだ観ていない(そういうの沢山!ある)、
戦前映画の中に同じタイトルがあったので、同じかな?と思って観てみました。

原節子さま主演です。相手には高田稔。
高田稔の奥さんには清川玉枝サン!お医者さまに御橋公も!
どちらも贔屓です。
さて。映画はドラマよりも重厚で単純でした。
サラリと終わってしまった、という感じでしょうか、ドラマがあまりにもややこしいから?!

盲目の少女を原節子さまが演じられていますが、
最初はもう汚くてひどい、それが全然似合わないので、観ていてしんどい。
映画が始まって間もなく、美しく身なりを整えて出てこられてほっとするあんばい。
ヒステリックな奥さん、清川玉枝さんぴったりです、彼女はヒステリックだけど、
そうなる理由がよくわかるのでした。あんなコをいきなり連れて来られて、
実の娘よりも親身になってかわいがられちゃあ・・・立つ瀬ありませぬ。
きれいごとばかりの高田稔、あんまりです。玉枝さんがお気の毒!

ワタクシ的サービスショットはほとんどございません。
ちょっぴりうつる東京の街並みも凄いスピードで流されてしまうし、
ほとんどが北海道?の農村シーンばかり。

節子さまのお着物の着こなしは、やはり美しく、洋装よりも和装かな、と。
ほんと、どなたも和装はさすがにおきれいでございます。
ごくごく普通に、着ています!という気負いがないところがスバラシイのだと、
『貞操問答』のさくらさんを観ていて気が付きました。

昭和13年・東宝映画(東京撮影所)/監督・山本薩夫
by orochon3 | 2005-11-24 23:42 | 戦前東宝 | Comments(0)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


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