カテゴリ:本( 90 )

「女のとおせんぼ」田辺聖子

寝苦しい夜、何度も目が覚めては、
枕元の本を開きます。
そういう時はア・カルイ、エッセイが良いです。
今は田辺聖子サンのもの。

今朝方読んだものが印象深く
起きた後もずっと頭に残っていて
なんともスッキリした気分です。
”夭逝のいましめ”というタイトル。
若くして死なない為のいましめです。
一、”ねばならぬ”を忘れる
二、他人と比べない
三、人生は神さんのあずかりものと知るべし
一つ目と二つ目は諸悪の根源のストレスを
貯めないようにする心得ですが、三つ目が面白い。
”諸事諸物、みなこれ、神サンのあずかりもん”
であると言うのです。
曰く、
『あずかりもん、という以上は、
 神サンが返還を要求されたら、
 応じないといけない。
 また神サンは気まぐれで、
 ふいっとその気になって、
 返せ(かやせ)と言いはる。
 言いはると待て暫しがない』
そしてもちろん命もあずかりもんで、
『その人自身を返せ(かやせ)と
 言わはったら、ハイ、では、
 とすぐ、お返しせんならん』
と続きます。
そして、
『せっかく無利子無担保で
 神サンから貸して頂いた人生、
 仕事も遊びもしっかりして、
 よう使うてからお返しせねば
 いけまへんナー』
というわかりやすい説明でした。
田辺サンは最後に、
『神サンが返せ(かやせ)というのを
 忘れはるほど、面白く充実した人生を
 持とうではありませんか』
と結ばれました。
なんだか彼女の笑顔が浮かんできて、
私もつられて笑顔になります。

ホントだな、
そう考えると、いろんな執着とは縁が切れ、
スッキリサッパリと暮らせるなー、
なかなか現実は難しいけれど、
いつ神サンが「かやせ」と言ってこられても
「はい、どうぞ」と言える自分でありたい、
ナンテ殊勝なことを考えていて、、、
暑さで頭がおかしくなったんかしらん?
と不安になっちゃったりして。
田辺サンのエッセイは(小説も)、
辛くしんどい事がア・カルイ!に変身して、
人生の時時に救われる事多し、です。
 大空を茜に染めて陽が落ちて
   真暗ななかに浮かぶ新月

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by orochon3 | 2018-07-17 08:42 | | Comments(0)

田辺サンの新源氏

田辺聖子サンの新源氏物語を
読み始めてずいぶん経つのですが、
なかなかスピードがあがりません。
瀬戸内源氏の時にも、
最初は超ノロノロでしたが、
今回はもっと遅いかも、、、。
なぁんとなく、ちょっとだけ、光の君に、
好感が持てないのですよね。
よく言えばわかりやすいのですが、
喋り過ぎなのが難点かなぁ。
特に若紫のところで(本当にまだ初めのところ!)
台詞が現代的でしっくりこないのです。
ドラマを観ているような、
少女漫画を読んでいるような、、、。
こんな私のようなにわかファンが
偉そうな事を言って恐縮ですが、
週刊誌の連載小説のように、
サービス精神が旺盛過ぎて、
雅なしらべがただよわず、
コミカルでア・カルイ印象が強過ぎて、
まだその世界についていけていませぬ。
そのうち慣れるだろうと思いながら、
本を手にとるのが間遠になっています。

遠藤、また出てきましたが
ホントに大丈夫なの???
ガンバレ、貴景勝!
 刹那的 雨にぬれてた山ぼうし
   惜しむまもなく春はゆくゆく

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by orochon3 | 2018-05-23 13:03 | | Comments(0)

「これで古典がよくわかる」橋本治

実は去年のお正月に読もうと思って
古本屋さんで買っていた本です。
途中で源氏物語にとんでいたので、
中断していましたがようやく読了。
全編”橋本治ワールド”全開で、
ぐいぐいひっぱりこまれましたが、
で、古典がわかった?と聞かれると
NO、、、なのですねえ残念ながら。
でも、とっても面白い本でした。
「ことば」に対する姿勢を改めて、
もっと意識しなくちゃ!と思わせられます。

日本に漢字が入ってから平家物語まで、
日本人が「和漢混淆文」を作るまでという、
実に内容が濃い一冊ですが、
とにかく一番印象に残ったところだけ、
ものすごくざっくりと。

まず漢字が日本に入ってきた時、

一、漢字だけで書かれた文章にあわせて
  日本語を使う→漢文
中国製の文章を日本語として読もうとした。

二、自分たちの言葉にあわせて、
  漢字を好き勝手に使う→万葉がな
象形文字である漢字の、意味を捨てて、
かな文字のかわりに音だけを使った。

古事記では、
漢字だけの日本語の文章を作ったけれど、
読み方が統一できずわからなくなり不便になり、
自分たちだけの文字を作るようになる。
それがひらがなとカタカナ。

<ひらがな>
漢字の万葉がなをくずして書いていて生まれる

<カタカナ>
読みにくい漢文を読むための記号として生まれる

ex に=仁の字をくずして書いた
  ニ=仁のにんべんをとって二だけ使った

ひらがなは和歌や物語を書くために
生まれたそうですが、
カタカナは、漢文の勉強をしていた
昔の学生があみだした記号から
生まれたものだそうです。
文章を読みやすくする為に、
レとかテとかを直接本文に
小さく書き込んでいたらしい。
それも、はっきりではなく、見えないように
印をつけるように字の跡をつけていて、
その為の筆記用具が正倉院にあるのだとか。

今でも、英語など外国語を勉強する時に
カタカナをふったりしますが、
なんとそれは、奈良時代からの
日本の伝統だったのだと書かれていました。
「今の日本語はやたらカタカナばかりだ」
とよく言われますが、
それも実は大昔からの伝統なのかも、
と結ばれていて、
なんだか嬉しくなってしまいました。

これがまだまだ前段なのです、
なんとも面白い一冊でした。
 話しても書いてもことばは難しく
   恐る恐るにくみとる真意

肝心の”古典がわかるようになるには”、
まず慣れることだそうです。
泳ぎをマスターするにはまず水に慣れる、
それと同じように一番手っ取り早いのは
「古典の冒頭を暗記して暗唱する」こと、
外国語をマスターするのと同じで、
とにかく慣れること、が肝要だそうです。
すごく苦手ですが頑張ってみるかな。


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by orochon3 | 2018-05-07 14:24 | | Comments(0)

五十代になったので

いろいろと思うところがあって、
きちんと整理しておきたいと思い、
本屋さんに行ってきました。


b0019591_14151507.jpg


吾が家は夫と私の二人家族です。
もし、私に何かあった時に、
少しでも迷惑がかからぬように、
というより何よりも、
自分自身が「今のわたし」を把握し、
整理しておきたいと思ったのです。
いわゆるエンディングノートですが、
表紙に
「これからの生き方が見えてくる」
と書かれているように、
五十代になったいま、
ここで一度、整理し、準備をして
今後の来し方を考えておきたい。

そして積もり積もった荷物も、
もっと減らしていこうと思います。
少しずつ処分してきたつもりでも、
日々暮らしていると、
また荷物が増えてきているのが
哀しいかな現実で、
理想と現実がごちゃまぜです。

このノートを書き終わったら、
すべき事の優先順位が
ハッキリしてくるでしょう。
 来し方も行く末もまた霧の中
   まずは始めんエンディングノート

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by orochon3 | 2018-04-23 14:44 | | Comments(0)

「寂聴と読む源氏物語」瀬戸内寂聴

旅の余韻に浮かれていたら、
あっという間に日が過ぎてしまいました。
気づけば桜もすっかり終わり、
いつの間にかつつじや花水木が
沿道に咲き始めています。

瀬戸内寂聴の『わたしの源氏物語』を
読んだあと、これも秋桜さまから頂いた
『寂聴と読む源氏物語』を読んでいます。
徳島での講演を本にしたものなので
とても読みやすいのは良いのですが、
ついつい寂聴サンの主観にひっぱられ、
はたと気がついて、イカン、イカン、
とニュートラルにもどす、
という事を繰り返しています。

どうも寂聴さんは藤壷がキライで、
空蝉や六条御息所がお好きらしい。
そして紫の上のことを一番不幸だと
思っていらっしゃるみたいです。
浅薄な私は紫の上はそれほど不幸なの?
と不思議に思うのですが、、、。

千年も読みつがれてきた物語なので、
皆それぞれに贔屓ができるでしょう。
多種多彩な登場人物にはそれぞれに
魅力に溢れていて、読み飽きない。
そして読み手に色々と想像させる物語
なのだそうです。
その読み手にはある程度の知性というか、
下地となる教養があって成り立つらしい。
私には哀しいかなそんな教養はありませぬ。
寂聴さんは学生の時に源氏物語を勉強する前、
白居易の長恨歌を暗唱させられたのだとか。
あぁ若い頃もっと教養を身につけるべきでした。
あの頃、いったい何をしてきたのだろうかと
今になって反省しきりです。
それでも実は長恨歌には少しだけご縁があって、
源氏物語で再三でてきたときも、
ああアレだと親近感をもっていました。
長恨歌の想い出は、明日につづく。
 新緑が目にいたいほど輝いて
   すべてのものが新しくなる

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by orochon3 | 2018-04-20 14:07 | | Comments(0)

薫と匂宮

瀬戸内寂聴の源氏物語を読み終わり、
田辺聖子の源氏へと続くつもりが、
瀬戸内寂聴のエッセイ「わたしの源氏物語」
という本を見つけてしまったので
復習しながら読んでいます。
アレコレ思い出しながら、、、。
ところがこの本、微に入り細に入りと
細やかに書かれているのに、
宇治十帖が入っていないのです。
玉鬘も良いですが、私は浮舟が好きで、
横川の僧都も隠れファンなのに。
そして、なんてったってもう!
ダンゼン匂宮の贔屓なのです。
やっぱり光源氏の血をひいているせいか、
ア・カルイのがイイですねェ。
中の君のことも色々詮索するくせに、
最終的にはツメがゆるくて、
自然に逃げ場をつくってくれたりする。
良い加減に、イイカゲンなところがイイ。
大好きなのはやはり、
浮舟をさらっていくところ。
ふたりして宇治川を渡る場面では、
いい歳をして胸が高鳴りなりました。
後に浮舟がひとりあの情景を思い出す、
という場面がありましたが、
私も時々思い出してしまって、
ああ、わかるわぁ浮舟の気持ち!
源氏の君が紫上を思わず連れ帰ってしまう
あの場面とともに大のお気に入りです。

それに比べて薫はどうもしんどい。
『自分が実際あまりにも一つのことに
 執着する性分から、他人のすることが
 この上もなく怪しからぬことに思われる』
この箇所を読んだだけでもウンザリします。
うじうじとしているのかと思えば、
いきなり浮舟を宇治へと連れ去って、
それもかなり用意周到に準備していたところ、
なんともいえずイヤな感じがしました。
匂宮とはえらい違い!
 彼の人の腕に抱かれ見た景色
   ゆめかうつつにわたる宇治川

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by orochon3 | 2018-03-23 14:59 | | Comments(0)

おたからサザエさん

先日クラッセに行った時に
メトロ書房に寄ったら、
すごいおたからを見つけました。

b0019591_15045591.jpg
(朝日新聞出版のHPより)

長谷川町子美術館にて
長い間大切に収蔵されていた
サザエさんの漫画が、
この度はれて出版されたのでした。
全六巻、毎月二册ずつ出版とのこと。
早速第一回配本の1、2巻を買いました。
この歳になって、読んだ事のない
サザエさんを読めるなんて、
なんて幸せなのでしょう!
新鮮で、うれしい、たのしい。
どうしてこれは収録されなかったのかな
と考えながら、長谷川町子サンの
プロとしての厳しい目を想像しながら
大切に読んでいます。
(けれどこれは読んだことがある、
というものがあるのは何故でしょう?)

これまで出版されていたサザエさんは
ひとコマ目を見たらオチがわかるほど
読みまくっています、いまでも。
このおたからサザエさんもこれからは、
私の愛読書の仲間入りです。
 物心ついた時からそばにいた
   サザエさんとは大の親友

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by orochon3 | 2018-03-22 13:12 | | Comments(0)

「源氏物語」瀬戸内寂聴

一年ちかくかかりましたが、
ようやくにして昨夜、
瀬戸内源氏を読み終わりました。
近年まれにみるものすごい達成感。
初めの頃はどうなることかと
怖々でしたが、すっかりしっかり
源氏の世界に入り込んだ日々でした。
個人的にこの一年は、
まったくもって本当に辛くてしんどい毎日
だったのですが、源氏物語のおかげで、
わりとすんなりと現実逃避ができました。
夜、頁をめくり雅な世界へ入り込む快さ、
何にもかえがたい至福の時でした。
何度も言うようですが、
こんな世界があったのですねぇ。

源氏物語は、私の印象としては、
死と信仰、
というふたつが強く心に残りました。
出家することが今よりもずっとずっと
重大な決断であり、死は終わりではなくて
来世への通過点であった、と。
み仏にすがり、お導きいただくことは、
前世からの因縁にふりまわされる
弱い者にとって必要であった、と。

そして空蝉さまに以前ご教授頂いた、
まるで映画を観ているかのような情景描写。
今よりもずっと自然との距離が近く、
川の流れや雨や風、花々や草木、、、等々
すべてが人々の暮らしに溶け込んでいた事が
まるで見ているように伝わり、
しみじみとひたっていました。

もちろん最大の魅力は人物です。
光り輝く源氏の君を中心に、
波瀾万丈な姫君やおっそろしい年増や、
マイペースで芯の強い女君や、
そして意外にもクスクス笑ってしまうような
面白い人物も登場するという
ものすごくエンターテインメントな世界!
しっとりとした情感溢れる宇治の幽玄な世界!
大量の登場人物にしっかりとした性格をもたせ、
それぞれの心理描写がとても丁寧。
ああまだまだ言い足りません、
それ程たくさんの本を読んだわけではありませんが、
こんな物語を今まで私は知りませんでした。
秋桜さまに心から感謝申し上げます。
 平安の情趣ゆたかなものがたり
   もののあわれになお酔いしれる

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by orochon3 | 2018-03-04 13:49 | | Comments(0)

宇治の女君たち

この間テレビを観ていたら、
典型的な大阪のおばちゃんが
”私たちには羞恥心とプライドがない”
と笑いとばしていました。
その羞恥心とプライドという言葉に
私のアンテナがピピピ!となりました。
このところ、ずっとこの言葉について
考えていたところだったのです。

特に宇治十帖を読み始めてから、
どうしようもない女君たちについて
こういう気持ちが強くなったのです。
彼女たちはどうしてこうも皆して、
「恥ずかしい」「みっともない」
「人が聞いたらどう思うだろう」
「人に見られたらどうしよう」等と
いつもいつもそんな事を心配し、
心を煩わせているんでしょう。
果てに大君に至っては亡くなって
しまった程です。

時代を考えずに乱暴に言ってしまえば
まったくもうプライドが高いなぁ!
プライドが高いから、恥ずかしいとか
みっともないという羞恥心が強くなり
こんな事になってしまうんじゃないの。
お気の毒に、、、と、
毎夜ため息と共に頁をめくっていました。

けれど、プライドも羞恥心もなくなると
あの大阪のおばちゃんになってしまうのか
と思うと、うぅん、、、程の良いのが
一番だなぁと思ってしまったのでした。

でもよくよく考えてみれば、
かの女君たちにしみこんでいるのは、
プライドより”気高さ”と言った方が相応しく、
それも貴族として生まれたが故に、
至極当たり前に身についているもの、
なのでした。
それ故に振り回されているのですね。
一緒にしてゴメンナサイ。
下々のものはこれだからいけない。

毎夜の読書では、とうとう、
浮舟が入水してしまいました。
そうなるまでの浮舟の煩悶が、
とてもわかりやすく胸に迫り、
身につまされました。嗚呼。
 あわれなり辛い浮世の荒波にうちかつ術を知らぬ姫君

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by orochon3 | 2018-02-22 16:15 | | Comments(0)

源氏と細雪

不器用なくせに併読派の私は、
この源氏物語との長期戦のあいだに、
ちょこちょこと他の本をあわせて読んでいます。
昨夏は愛読書である何度目かの『血脈』を読み、
凄まじい佐藤家の物語にどっぷりつかりました。
源氏の世界と真逆の世界に、切替が難儀でしたが、
どちらも実に波瀾万丈、ひきつけ読まされました。

そして、昨年暮れから読み始めたのは久しぶりの『細雪』。
昔から、『細雪』はものすごく身近な物語だと
(勝手に)思っているのです。
幸子が、魚は鯛、花は桜、それも関西のものにかぎる、
と言い切るところなど、胸がすくような爽快感があり、
この物語の魅力の神髄があるような気がします。

そもそも、『細雪』を読む時は自然に関西の
イントネーションで読んでいるのですが、
関西以外の方が読む時はどのように読んでいるのか
ふと疑問に思ったのでした。
話す言葉はもとより、例えば、夙川のキリレンコさんや
隣家のローゼマリィ嬢などの名前ですら、
関西のイントネーションでなければ、
雰囲気が出ないような気がするのですが、
これは関西の地で生まれ育った者の
勝手な思い込みなのでしょうか。
そういえば、源氏も同じく関西のイントネーションで
勝手に読んでいました。

昨日は帝京がみごと9連覇!
今年はアカンかな???とハラハラしましたが
ちゃんと逆転して優勝してしまいました。スゴイ。
おめでとうございます。
 やるせなく冷たい雨の降る午後にふと気がつけばわたしは独り

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by orochon3 | 2018-01-08 15:40 | | Comments(0)


主に戦前邦画と、思い切り偏った読書の感想などなど。近頃はもっぱらお酒ばかりで スミマセン。


by orochon3

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